【webセミナー受講後のレポート】集患は診療圏調査が9割!コストをかけずに患者を増やすための診療圏調査データの活用法

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▲ウェビナースライド

コストをかけずに患者を増やすための診療圏調査データの活用法

今回の有料ウェビナー紹介記事は「医療圏調査実施の重要性」に関する内容である。ウェビナー講師は「佐野 泰喜」 先生で、明海大学卒業・研修終了後に所沢の歯科医院で診療を始め、株式会社CNCS(現在はHAMIGAKI)を設立し、MBAを取得しながら歯科経営コンサルティング事業やスクール事業(MTDe)なども手掛けている。

「コストをできる限りかけないで集患したい!」という歯科医師は当然ながら多い。SNSやGoogle広告、MEO対策などあらゆる対策を行なって集患に力を入れているクリニックもあるが、本ウェビナーでは集患のために医療圏調査を行う重要性が詳しく解説されている。

こんな方におすすめ👨‍⚕️

・コストをかけない集患対策を知りたい
・MBA歯科医師から経営を学びたい
・歯科医院開業を今後検討したい

集患は診療圏調査が9割!コストをかけずに患者を増やすための診療圏調査データの活用法
*5,500円(オンデマンド配信、25分、クレジットカード決済)

ウェビナーでは佐野先生が正しい医療圏調査を行いコストをかけないで患者数を増加させる方法を詳しく述べていた。

ウェビナー受講者として、ウェビナーのおすすめポイントを紹介したい。
本記事が集患に悩んでいる歯科医師の読者の方々の参考になれば幸いである。
▲診療圏調査分析の重要性がウェビナーで詳しく解説

診療圏調査による分析を行うべき理由を理解できる

集患で成功するために診療圏分析が重要だとしても、そもそも診療圏調査の分析を行うとどのようなことが分かるのだろうか?

集患する上で考慮するべきことは沢山ある。例えば「今後人口が増えていく見込みがある地域なのか?」「駅から近いなど立地的に良いのか?」「歯科医師としての強みを活かせるのか?」などがあるが、診療圏調査により分析することができる。

仮に、矯正歯科を専門とする歯科医師が都心から離れた地方の田舎に開業するケースを想定しよう。地方の田舎では人口が年々減少し高齢化が進んでいることが大半で、立地的にも良いとは言えない場所も多い。また、矯正歯科を受ける高齢者の方が近年増加傾向であると言えども、受ける年齢層は20代や30代などの若い層が中心である。

すなわち、矯正歯科を生業とする歯科医師は地方の田舎に開業するというのは失敗する可能性が高い。そのようなリスクを知ることが診療圏調査の分析により可能となる。
▲Google mapを利用した分析

診療圏調査の実際の仕方が理解できる

診療圏調査を行う意義が理解できても上手く実行できなければ元も子もない。

佐野先生は実際にGoogle mapなどを利用した分析方法を解説してくださった。特に、Google mapのストリートビューを用いた分析方法は非常に興味深く、自身でもすぐに実践しやすい方法であった。

競合となりそうなクリニックが周辺にある場合、どんなことに着目して分析していくのが良いのかなども詳しく解説されており、診療圏調査を行って集患していく上でのノウハウを知ることができるのもおすすめである。

正しい診療圏調査でコストをかけずに患者を増やす方法を受講して

本ウェビナーを受講して、集患をする上で診療圏調査を実施する重要性はもちろん、患者さんを増やす上で他にどのようなことが大切なのかを理解することができた。

診療圏調査という言葉自体は知っており、開業する際に調査の実施も検討しなければならないことは知っていたが、ウェビナーを受講して診療圏調査という実態を事前に詳しく知ることができたのは非常に良い機会となった。

本記事を通じて、ウェビナーを受講し診療圏調査に関する知識を深め、ウェビナー視聴者の歯科医院における集患増加のきっかけになれば嬉しい限りである。

集患は診療圏調査が9割!コストをかけずに患者を増やすための診療圏調査データの活用法
*5,500円(オンデマンド配信、25分、クレジットカード決済)
▲筑波の名所(筑波山・JAXA)

編集後記 筑波・土浦を訪れて

筑波山や土浦に初めて寄ってみました。茨城というと、水戸は訪れたことはありましたが、面積のとても多い県なので、東京からアクセスが良いと言えども初めて訪れたエリアでした。筑波山を1-2時間で下山後、筑波山神社を訪れて、筑波名物を食し、その後土浦までバスで向かい、土浦で名物を食し帰りました。

おすすめのアクセス方法ですが、筑波エクスプレスで都心から筑波に向かい、筑波からバスを乗り継ぐと東京からでも3時間くらいで筑波山に到着します。土浦については筑波からバスも多く出ており、アクセスは悪くないです。

朝から移動すれば筑波山観光自体は日帰りできますが、JAXAを含めた観光名所が沢山あるので、宿泊することをおすすめします(筑波山周辺にも少ないですが、宿泊施設があります)。
▲筑波名物(すき焼き、うどん、ソフトクリーム)、JAXAのカツカレー、土浦ラーメン
また、茨城には納豆やけんちんうどんなどが有名ですが、筑波や土浦にも名物があります。おすすめは、筑波なら「つくばうどん」、土浦なら「土浦ラーメン」です。JAXAの社員食堂を利用してお昼ご飯を食べるのも良い経験になるかと思いますが、職員以外は立ち入り禁止となっているので、通行証を12時半に施設で発行してもらって入る必要があります。入館料は基本的に無料ですので、お時間あればぜひJAXAにも訪れてみてください!*筑波駅からバスあり。本数少なめ。

古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)

日本矯正歯科学会 所属

東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。イエテボリー大学歯学部 "Oscillation course" 修了。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。
主に、DentwaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、2019年7月よりメディカルネットの顧問。離島歯科医療に従事後、本島で歯科臨床に従事する傍ら、記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の編集業務、企業コンサルタント、マウスピースの製品管理、オンライン診療などを個人事業主として行っている。

【筆者プロフィール】
https://saipon.jp/h/web_writing98765/2

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