【webセミナー受講後のレポート】根管治療における歯科用CBCTの活用方法 画像の見方と治療への活かし方
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【webセミナー受講後のレポート】根管治療における歯科用CBCTの活用方法 画像の見方と治療への活かし方
2024年、DentWave.com配信ウェビナーの第2弾となるレビューは、「根管治療における歯科用CBCTの活用方法」。ウェビナー講師は吉岡俊彦先生で広島市で開業し歯内療法専門医として日々臨床を行っている。
歯科用CBCT(以下CT)は1990年代後半に歯科領域で開発され、現在3種の神器として扱われているが、CTを臨床で上手く活用できていない先生は実際多いのではないだろうか。
本ウェビナーにおいて吉岡先生はCTのメリットを根管治療症例を通じて詳しく解説して下さった。
こんな歯科医師の方におすすめ🥼
・CTの使用方法を学びたい方
・根管治療に積極的に取り組む方
・CTの導入に踏み切れない方
根管治療における歯科用CBCTの活用方法 画像の見方と治療への活かし方
*オンデマンド配信、40分21秒、5,500円、クレジット決済
本ウェビナーの内容を一部紹介しながら、おすすめポイントを解説したい。
読者の日常臨床におけるCT活用に貢献できれば、幸いである。
・根管治療に積極的に取り組む方
・CTの導入に踏み切れない方
根管治療における歯科用CBCTの活用方法 画像の見方と治療への活かし方
*オンデマンド配信、40分21秒、5,500円、クレジット決済
本ウェビナーの内容を一部紹介しながら、おすすめポイントを解説したい。
読者の日常臨床におけるCT活用に貢献できれば、幸いである。
CBCT撮影のメリットがしっかりと理解できる
根管治療の際にCTを撮るメリットについて、吉岡先生がご自身の実症例に基づいて詳しく述べていた。
デンタルで透過像を確認できなくてもCTではしっかりと透過像が確認できる(見出し画像)など、CTによる病変検出率は非常に高い。特に上顎大臼歯部は様々な解剖学的構造物により病変の検出が難しい箇所である。MB2根の有無なども確認する目的でCTを撮影するメリットは大きい。
また、メーカーごとにCTの性能が異なり、エンド治療に適しているCTがある。例えば、Veraview X800(モリタ)を使用すると、小さな撮影範囲で撮影できて高い解像度であるため、クラウンやメタルポストなどのアーチファクトの軽減も可能である。
ウェビナーではCTの上手な撮影の仕方や活用方法なども詳しく解説されているので、詳細については受講してチェックいただきたい。
デンタルで透過像を確認できなくてもCTではしっかりと透過像が確認できる(見出し画像)など、CTによる病変検出率は非常に高い。特に上顎大臼歯部は様々な解剖学的構造物により病変の検出が難しい箇所である。MB2根の有無なども確認する目的でCTを撮影するメリットは大きい。
また、メーカーごとにCTの性能が異なり、エンド治療に適しているCTがある。例えば、Veraview X800(モリタ)を使用すると、小さな撮影範囲で撮影できて高い解像度であるため、クラウンやメタルポストなどのアーチファクトの軽減も可能である。
ウェビナーではCTの上手な撮影の仕方や活用方法なども詳しく解説されているので、詳細については受講してチェックいただきたい。
マイクロスコープを使用するメリットも理解できる
CTを使わずにMB2根を探索して拡大形成することは非常に難易度が高い。CTを使えばMB2根を高い確率で探索して治療することが可能となる。マイクロスコープを使用しないとMB2根が根管治療されないで終わるケースが多いのが日本の根管治療の現状であろう。
本ウェビナーではマイクロを使用しながら外部吸収による穿孔封鎖(上画像)が行われている様子を動画にて確認することができる。エンドの治療においてCTとマイクロスコープを併用して活用するメリットが詳しく解説されている。
本ウェビナーではマイクロを使用しながら外部吸収による穿孔封鎖(上画像)が行われている様子を動画にて確認することができる。エンドの治療においてCTとマイクロスコープを併用して活用するメリットが詳しく解説されている。
根管治療における歯科用CBCTの活用方法を受講して
本ウェビナーを実際に受講し、CTを撮影することで根管充填後の死腔や側枝の有無を確認でき、歯根破折による根尖周囲の3次元的な透過像の把握することができるなど、様々なメリットがあることを再認識する機会となった。
デンタルX線で病変が確認できなくてもCTで確認できるのであれば、歯科治療においてCT導入のメリットは大きいと言わざるを得ない。
吉岡先生の根管治療の動画に沿ってCTの活用方法やメリット・デメリットが詳しく解説されている。CTをもっと活用したい先生にぜひ受講してもらいたいウェビナーである。
デンタルX線で病変が確認できなくてもCTで確認できるのであれば、歯科治療においてCT導入のメリットは大きいと言わざるを得ない。
吉岡先生の根管治療の動画に沿ってCTの活用方法やメリット・デメリットが詳しく解説されている。CTをもっと活用したい先生にぜひ受講してもらいたいウェビナーである。
ウェビナー概要
根管治療における歯科用CBCTの活用方法 画像の見方と治療への活かし方
*オンデマンド配信、39分、5,500円、クレジット決済
本記事が読者の日常臨床におけるCT活用の一助になれば、嬉しい限りである。
*オンデマンド配信、39分、5,500円、クレジット決済
本記事が読者の日常臨床におけるCT活用の一助になれば、嬉しい限りである。
編集後記(福島県(磐梯熱海・飯坂)を訪れて)
仙台空港から鈍行を乗り継いで、白石蔵王を途中経由し、福島の温泉地で有名な磐梯熱海(ばんだいあたみ)と飯坂(いいざか)を訪れました。福島空港は郡山駅からバスで40−50分かかり本数も少なくアクセスがやや悪いため、新幹線の方がお勧めです。
福島県自体は大学時代から何度も行ったことのある場所ですが、昔に比べると郡山駅や福島駅周辺エリアを含め、やはり寂れた印象は否めませんでした。10年後や20年後には無くなってしまうのではないか?と思うくらい活気が無いです。福島空港はウルトラマン一色で観光がてら立ち寄ってみても面白いかもしれません。
自然が豊かで水が美味しい福島は自身にとって心地の良い場所です。東北地方の最大都市の仙台の観光ついでに福島市や郡山市にも足を運んでみてはいかがでしょうか。新幹線であれば東京からも1−2時間で立ち寄れる場所で、大内宿など紹介しきれない名所が沢山あります。
今後、外国人観光客により寂れた観光地が再び活性化されることを切に願っております。
福島県自体は大学時代から何度も行ったことのある場所ですが、昔に比べると郡山駅や福島駅周辺エリアを含め、やはり寂れた印象は否めませんでした。10年後や20年後には無くなってしまうのではないか?と思うくらい活気が無いです。福島空港はウルトラマン一色で観光がてら立ち寄ってみても面白いかもしれません。
自然が豊かで水が美味しい福島は自身にとって心地の良い場所です。東北地方の最大都市の仙台の観光ついでに福島市や郡山市にも足を運んでみてはいかがでしょうか。新幹線であれば東京からも1−2時間で立ち寄れる場所で、大内宿など紹介しきれない名所が沢山あります。
今後、外国人観光客により寂れた観光地が再び活性化されることを切に願っております。
福島県内を移動中に宮城(白石蔵王)や福島の名物を堪能できました。白石の「おくずがけ」に始まり、福島ではクリームボックス、餃子、喜多方ラーメンなど色々な名物に巡り合いました。
島は円盤餃子というものが有名で、特に「照井」というお店は郡山駅に支店がありますが行列が絶えません(大学生時代に飯坂にある本店に1回だけ訪れたことがありますが、大人気です)。
福島を訪れた際は喜多方ラーメンだけでなく、円盤餃子の方もぜひぜひ食してみてください!宇都宮や浜松に負けない美味しい餃子を食べられます。飯坂を訪れた際は下のリンクにも掲載されている「照井」や「おがた」に立ち寄れますので、ご参考ください!
ふくしま餃子の会(福島で有名な餃子のお店リスト)
今回紹介した温泉地のアクセスですが、どちらも駅から30分程度で行ける場所です。もし、東北エリアに学会や観光、セミナーなどで訪れる際に、本記事の編集後記が現地を訪れる際の参考になれば嬉しい限りです。
島は円盤餃子というものが有名で、特に「照井」というお店は郡山駅に支店がありますが行列が絶えません(大学生時代に飯坂にある本店に1回だけ訪れたことがありますが、大人気です)。
福島を訪れた際は喜多方ラーメンだけでなく、円盤餃子の方もぜひぜひ食してみてください!宇都宮や浜松に負けない美味しい餃子を食べられます。飯坂を訪れた際は下のリンクにも掲載されている「照井」や「おがた」に立ち寄れますので、ご参考ください!
ふくしま餃子の会(福島で有名な餃子のお店リスト)
今回紹介した温泉地のアクセスですが、どちらも駅から30分程度で行ける場所です。もし、東北エリアに学会や観光、セミナーなどで訪れる際に、本記事の編集後記が現地を訪れる際の参考になれば嬉しい限りです。
古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)
日本矯正歯科学会 所属
東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。イエテボリー大学歯学部
"Oscillation course"
修了。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。
主に、DentwaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、2019年7月よりメディカルネットの顧問。離島歯科医療に従事後、本島で歯科臨床に従事する傍ら、記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の編集業務、企業コンサルタント、マウスピースの製品管理、オンライン診療などを個人事業主として行っている。
【筆者プロフィール】
https://saipon.jp/h/web_writing98765/2
記事提供
© Dentwave.com