新卒と中途採用どっちがいい?新卒採用を積極的に行う理由

アークレイ

新卒と中途採用どっちがいい?新卒採用を積極的に行う理由
歯科衛生士を採用する際に、
新卒採用のシーズンまで待つか、
すぐに即戦力になる中途採用を積極的に行なっていくのか?
迷う方も多いのではないでしょうか。

各医院の状況によって、
新卒採用が良いのか、中途採用が良いのか、
どちらがよいのか変わってきますが、
今回は、新卒採用を積極的に行うメリットについて
詳しくご紹介していければと思います。

新卒採用を積極的に行うメリット
中途採用が多く、新卒採用を
あまり積極的に行っていない歯科医院では
新卒採用において、以下のようなデメリットを
感じているのではないでしょうか。

・即戦力にならない
・指導に時間がかかる
・担当制の歯科医院では
 担当を割り振るまでに時間的コストがかかる


確かに、新卒の歯科衛生士は
柔軟な対応がまだ難しいため、
わからないことがあれば

歯科医師や先輩歯科衛生士に質問し、
診療がスムーズにいかないこともあるかと思います。

担当制を採用している歯科医院では、
新卒歯科衛生士が
患者さんの担当をできるようになるまで
早くても3ヶ月程度の時間がかかると言われています。

せっかく歯科衛生士として採用しているのに、
診療の補助しかできないのであれば、
費用的なコストが無駄
と感じる歯科医の先生もいるかもしれません。

しかし、新卒採用には、メリットもあります。

メリットとして

・比較対象となる歯科医院がないため不満が少ない
・歯科医院の治療方針にあった
 メンテナンス業務を行えるようになる
・成長していくにつれてファン患者が増える


などが挙げられます。

中途採用の場合、

「前の歯科医院では
こういった治療をしていたのでやりたくない」、

「前の歯科医院では
こういったクリーニングをしていた」、

「クリーニングメインで、
診療のアシストはつきたくない」

など、前の勤務先と比較して、

今の歯科医院の方針に不満を抱く可能性があります。

しかし、新卒採用においては前との比較がないため
歯科医院の方針、考え方にあった行動が
身につきやすいかと思います。

歯科医の考え方の方針に納得して
入職していることが多いので、
歯科医の考えにあったメンテナンス業務を
行うことができるのも大きなメリットと言えます。

また時間はかかりますが、
新卒歯科衛生士を採用し、
成長していくことで、歯科衛生士さん自体に
ファンがついてくれることもあります。

実際に10年以上勤務しているような
超ベテラン歯科衛生士の場合、
一定の固定患者さんがつくため、
歯科医院の安定した収益にも
つながるのではないでしょうか。

このように新卒歯科衛生士採用には
デメリットもある反面、大きなメリットもあります。

新卒採用で歯科衛生士学校とのつながりができる
新卒歯科衛生士採用ならではの
メリットがあるといわれています。

それは歯科衛生士学校とのつながりです。

新卒の歯科衛生士が1年勤務することで
卒業のシーズンに学校で就職説明会を
行う学校も多いようです。

その際に、卒業生である新卒歯科衛生士を
一緒に連れていくことで、
次年度の歯科衛生士新卒採用率を
上げることができるかもしれません。

ちなみに歯科助手採用においても、
新卒採用であれば、次年度の採用説明の際に、
一緒に卒業した母校に同行してもらうことで、
同様の効果を得ることができる
かもしれません。

その結果、歯科助手においても、
優れた人材を確保しやすくなります。

新卒採用の注意点
たくさんのメリットがあるように感じる新卒採用ですが、
注意点もあります。

それは離職率の高さです。

3ヶ月以内に離職してしまう歯科衛生士はなんと30%です。

新卒はやめてしまう確率も高いのが大きなデメリットです。

そうならないためにも、
指導方法を確認し、マニュアルを作成し、
定期的な面談で悩みがないかを
しっかりと把握しておくことが
新卒採用においては重要
になってくるかと思います。

新卒採用には大きなメリットもあればデメリットもあります。

ですが、積極的に行うことで得られるメリットは大きいです。

ぜひ新卒採用をする際には
マニュアル作成など事前準備を万全にして取り組み、
最高の体制で新卒者を迎え入れてみるのは
いかがでしょうか。


出典元:アークレイマーケティング株式会社
https://arkrayoralhealthcare.com/blog/
記事提供

© Dentwave.com

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