臨床試験でのNIRI(近赤外光画像)の歯肉縁上 隣接面う蝕検出および診断補助ツールとしての有効性
iTero エレメント5DおよびiTero エレメント5D プラス シリーズ(ライトを除く)に搭載されたiTero NIRIテクノロジーについて、歯肉縁上の隣接面う蝕の検出および診断補助ツールとして、咬翼法X線写真と比較する多施設臨床試験が実施されました。
これにより、歯肉縁上の隣接面う蝕の検出および診断補助において、咬翼法X線写真(BWX)と同等との結果が示されました。1
さらにiTero NIRIテクノロジーは、臼歯部歯間隣接面う蝕検知に関して96%の感度を示しました。2
臨床研究の条件は下記の条件で行われました。

1. ドイツおよびカナダにおいて5カ所のクリニックの患者様を対象(患者様102名 隣接面5,796箇所(うち、臼歯間隣接面3,502箇所)に、歯肉縁上の隣接面う蝕病巣の検出および診断補助ツールとして、iTero NIRI(近赤外光画像)テクノロジーを使用した市販後の多施設臨床研究が行われました。本研究は、アライン・テクノロジー社の依頼および補助により実施されました。なお、iTero NIRIテクノロジーは、iTero エレメント 5DおよびiTero 5D プラス シリーズ(ライトを除く)検の限定機能です。自社調べ 2021年2月10日
2. う蝕除去治療時に出された歯肉縁上の臼歯部歯間隣接面う蝕59症例のサブセット解析での臨床評価と、iTero エレメント 5Dの比較に基づきます。本件は、ドイツおよびカナダの5カ所の施設での患者様を対象に、検出および診断補助ツールとして、iTero エレメント 5DのiTero NIRI(近赤外光画像)テクノロジーと咬翼法X線写真(BWX)を比較した、市販後の多施設共同研究{患者様102名 隣接面5,796箇所(うち、臼歯間隣接面3,502箇所)} の一部として報告されました。本研究は、アライン・テクノロジー社の依頼および補助により実施されました。なお、iTero NIRIテクノロジーは、iTeroエレメント 5DおよびiTero 5D プラス(ライトを除く)の限定機能です。自社調べ2021年9月2日
臨床試験の文献を見る(英語)
NIRIは人体に無害なう蝕検知補助ツール
NIRIは対象物に対して光が吸収・散乱・透過する性質を利用した画像技術です。人体に無害な波長の光線を使用しているため、電離放射線を暴露することなく、歯牙構造を可視化し、隣接面う蝕の早期発見を補助します。
NIRIのメリット
- 咬翼法X線写真(BWX)を使用しないため、被ばくのリスクを回避。
- デンタル撮影が困難な嘔吐反射の強い患者様へ有効
- レントゲン室への移動がなくスムーズに診断
- 診断の精度が上がる
※NIRI機能はiTero エレメント5DおよびiTero エレメント5D プラス シリーズ(ライトを除く)に搭載
NIRIの活用例
静岡市の麻生歯科クリニック様では、2019年にiTeroエレメント5Dをご購入いただき、日々の診療にNIRI機能を取り入れていらっしゃいます。ぜひ、クリニックでの実際のNIRI活用方法をご視聴ください。

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