豊橋市の調査によると、歯科医院によるインプラントの使い回し疑惑問題、詳細はわからない状態である。
豊橋市市保健所は2月末に院長(36)と面会したが、「精神的に不安定な状態で十分な回答は得られなかった」としている。
2003年6月から今年1月までに延べ2306人の患者に計約6090本のインプラント治療をしていたとされる。
これは、豊橋市保健所が今年1月の立ち入り検査の際に持ち帰ったノート3冊から治療履歴を調べ、判明。
診療報酬の不正請求による歯科医業停止の行政処分(昨年3月9日〜4月8日)中にインプラント治療を実施していたとの一部報道に対しては、市は事実を確認できなかった。
2月末までの肝炎ウイルス検査を受けた289人は、治療による感染は確認されなかった。
なお、インプラント専門誌の編集長は、使い回しの事実については、「2割くらいが事実で、8割は憶測の域ではないか」と見ている。
インプラントを手術中に床に落下させるケースもあり、再滅菌に応じているインプラントメーカーもある。
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