20~30代勤務医の65.1%が「開業意向あり」…40代以降の勤務医の開業意向は?

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この度、Dentwave.com会員の歯科医師(勤務医)の方々に対し、「クリニックの開業意向」に関するアンケートを実施いたしました。
調査は、2021年6月16日~2021年8月13日に行われ、79名の歯科医師(勤務医)方々にご回答頂きました。

調査項目
1.年齢別の勤務医の開業意向
2.20~30代勤務医の開業意向の有無に対する理由
3.40代勤務医の開業意向の有無に対する理由
4.50~60代勤務医の開業意向の有無に対する理由
1.年齢別の勤務医の開業意向
■今後の開業意向に関して、20~30代勤務医の65.1%が「開業意向がある」と回答しました。
■一方で、40代勤務医は「わからない」の回答が45.5%でもっと高く、50~60代勤務医は「開業意向がない」の回答が42.9%で最も高い結果となりました。
ご回答頂いた勤務医の方々に、開業意向の有無に対する理由をお聞きしました。
以下は、その回答の一部となります。

2.20~30代勤務医の開業意向の有無に対する理由
開業意向が「ある」20~30代勤務医
雇用されている状態が嫌だから
(20代)

自分のやりたい経営・臨床がしたい
(30代)

フリーランスで働くのが疲れるため。1つのところに基盤をおきたいから
(30代)

夢だったため
(30代)

地元に帰りたいし貢献したい
(30代)

自分が好きな診療したいと思います。
(20代)

稼ぎたいから
(30代)

将来不安
(30代)

開業意向が「ない」20~30代勤務医
現在の収入が比較的良いから
(30代)

資金がない
(30代)

人を雇うのが大変面倒。好きに旅行にいけないのは嫌。
(30代)

親を見ていて、しんどそうだから。
(20代)

大変そうなのをみているので
(30代)

3.40代勤務医の開業意向の有無に対する理由
開業意向が「ある」40代勤務医
従業員の待遇改善の為
(40代)

自分の裁量で診療がしたい。専門範囲外の診療を強要されたり、人事に関してコントロールできないのは苦痛。
自分の専門領域で勝負したい。
(40代)

人事面で自由が効きやすくなるため。
(40代)

勤務医としての不安
(40代)

高齢の勤務医は安く買い叩かれる
(40代)

自分らしい医院作りを行いたいから
(40代)

引継
(40代)

開業意向が「ない」40代勤務医
これだけ開業歯科医院が多い中で開業するのは冒険だと思います。
(40代)

現在の勤務先で継続して勤務予定のため
(40代)

信頼する院長の元働き続けたい
(40代)

資格取得を目指しているため
(40代)

4.50~60代勤務医の開業意向の有無に対する理由
開業意向が「ある」50~60代勤務医
定年後
(60代)

自由な方針で診療できる
(50代)

開業意向が「ない」50~60代勤務医
現在重要なポジションにあり全うする予定
(50代)

年齢
(60代)

今の勤務先で満足しているから
(60代)

口腔外科専門医なので、専門のことを中心にしていたい。
そもそも、40歳代後半まで病院口腔外科の部長をしていて、年齢的にも開業するような年を過ぎてしまった。
(50代)

後継者がいない
(50代)

DentResearch調べ
調査期間:2021年6月16日~2021年8月13日
調査人数:歯科医師(勤務医)79名 (Dentwave会員)
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