開業医の51.3%が「勤務先のメンバーとの治療方針の違いを感じたことがある」と回答! その相手の職種と理由は?

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この度、Dentwave.com会員の歯科医師(開業医)の方々に対し、「勤務先のクリニックのメンバーとの治療方針の違いを感じた経験」に関する調査を実施いたしました。調査は、2021年7月26日~2021年8月13日に行われ、歯科医師(開業医)117名にご回答頂きました。

調査項目
1.今までご勤務先のメンバーと治療方針の違いを感じた経験はございますか?
2.開業医が治療方針の違いを感じたエピソード
1.今までご勤務先のメンバーの方と治療方針の違いを感じた経験はございますか?
開業医の51.3%が「勤務先のメンバーとの治療方針の違いを感じたことがある」と回答しました。
「治療方針の違いを感じたことがある」と回答した開業医の方々に、違いを感じた相手の方の職種と、エピソードをお聞きしました。 以下は、その回答の一部となります。

2.開業医が治療方針の違いを感じたエピソード
抜歯か保存かについて上司の歯科医
(開業医 Aさん)

歯科衛生士。講習会に行って感化されて、主張するが全てに適応されない事がわかってない。
(開業医 Bさん)

技工士と、義歯の辺縁形態などで議論になることがあります。
(開業医 Cさん)

エイズが広まり広まりはじめた頃に院長にグローブ使用を願い出たが、「患者が嫌がるのでやめてくれ」と却下された。
20年後、「私(院長)が、嫌がる勤務医にグローブ使用を命じた」という話になっていた。
(開業医 Dさん)

歯科衛生士。患者の主訴である虫歯治療を先にするか、ブラシング指導を先にするかの違い
(開業医 Eさん)

歯科医師が相手。印象を取る前にう蝕を全部削らずに残しておき、セット時に残っているう蝕を削る歯科医師がいた。
(開業医 Fさん)

歯科衛生士。患者さんに良かれと思う内容が違い、どちらの案がいいか患者自身に選んでもらった。
(開業医 Gさん)

院長 とにかく数をこなすような方針だった 患者さんの待ち時間は度外視で
予約を対応できない数を入れていた。
(開業医 Hさん)

先輩歯科医ですが、Brの支台歯はすべて抜髄してしまうので、患者さんに治療の必要性を説明するとき困ります。
(開業医 Iさん)

開業時は下顎の大臼歯部の治療の際は伝達麻酔は必須として行っていましたが,フリーランスとして他院での治療をする際に,伝達麻酔用の針がなかった。そこのスタッフに尋ねると危険なので伝達麻酔はしないとのことでした。
(開業医 Jさん)

勤務医。保存両方を望んでいる患者に対し患者が諦めがつくまで抜歯を待つ方針であったが、顎堤の減少を考え勤務医が抜歯をした。
抜歯自体は間違いではないのであるが、やはり患者のバックグラウンドと言い方をよく考えないとトラブルの原因になると思う。
(開業医 Kさん)

歯科医師。症状がない時にOHIをしてから治療に入るか、または主訴の部分の治療をまず行うか。どちらも正しい気がする。
(開業医 Lさん)

歯科衛生士。自分のやり方を持っており教育無理だった。
(開業医 Mさん)

TCのみの判断で補綴物が決まってること。
(開業医 Nさん)

DentResearch調べ
調査期間:2021年6月25日~2021年8月13日
調査人数:歯科医師(開業医)117名 (Dentwave会員)
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