開業医の6割以上が勤務医に対し“歯科医院の開業をおすすめしたい” 開業をおすすめする理由としない理由は?
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この度、Dentwave.com会員の歯科医師(開業医)の方々に対し、「勤務医の方に歯科医院の開業をおすすめしたいのか」をお尋ねしました。調査は、2021年6月16日~2021年9月06日に行われ、217名の歯科医師(開業医)方々にご回答頂きました。
調査項目
1.勤務医の方に開業することをおすすめしますか?
2.開業を「おすすめする」理由
3.開業を「おすすめしない」理由
2.開業を「おすすめする」理由
3.開業を「おすすめしない」理由
1.勤務医の方に開業することをおすすめしますか?
開業医の61.3%が勤務医の方に「開業をおすすめする」と回答しました。

ご回答頂いた開業医の方々に、それぞれ「開業をおすすめする理由」と「おすすめしない」理由をお尋ねしました。
以下は、その回答の一部となります。
以下は、その回答の一部となります。
2.開業を「おすすめする」理由
自分のやりたいビジョンがある人ならば、したほうがやりがいがあると思うため
(30代 開業医)
(30代 開業医)
自分の信念をもって地域医療に貢献してほしいから。厳しい時代だがしっかりと計画を立てて頑張ってほしい。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
自分の責任になるが、自分の思うように臨床ができやりがいが高まるから。
(30代 開業医)
(30代 開業医)
歯科医が一生勤務医でいられるような環境にはない。開業を是非勧めるというよりも、開業するしか道はないからです。医師のように働き方が多様であれば別なのですが。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
一定のスキルが身に付いたら開業すべき。終身雇用は大規模歯科医院でも人材が優秀でなければ、若く元気のある人に切り替えたいはず。手が動かなくなった高齢勤務医に高い賃金は払えない。
(40代 開業医)
(40代 開業医)
どんなに小さくても一国一城の主になることの醍醐味はなってからしみじみ実感するからです。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
居抜き物件で低予算で開業できれば可処分所得が勤務医よりも増える。経費を抑えれれば措置法26条適応で税金面で有利。自分の経営理念で診療できる。
(60代 開業医)
(60代 開業医)
苦しさの10倍楽しい事がある
(40代 開業医)
(40代 開業医)
自分のやりたいことがあるなら開業すべきだと思う。また自分で責任を持つ覚悟を持つ必要がある。
(40代 開業医)
(40代 開業医)
収入が下がっても自分の実力を試したい先生にはお勧めします
(50代 開業医)
(50代 開業医)
歯科の場合、生涯勤務医として働ける病院が少なく、いつかは開業するならば、早い方が良い。
(40代 開業医)
(40代 開業医)
収入が増え、自由なことができるから
(40代 開業医)
(40代 開業医)
これからはこれまでと全く違う新しい歯科医院が経営できると思うから。ぜひチャレンジしてほしい。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
専門医資格など特徴を持っているのなら、自分の診療スタイルでその専門性を持って患者さんに提供してあげてほしい。医院長の方針などを考慮する必要はなくなり自分の哲学で仕事ができる
(50代 開業医)
(50代 開業医)
歯科医師に限らず人はそれぞれ目標を持っているのだから、それを達成するために努力するべきと考えます。今後開業歯科医師数の減少が考えられることもあります。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
定年が無い自由
(60代 開業医)
(60代 開業医)
多様な業態の歯科医院が多くなると患者のメリットになる。
(60代 開業医)
(60代 開業医)
3.開業を「おすすめしない」理由
ゼロサムゲームに近いから。
(20代 開業医)
(20代 開業医)
真面目な診療と保険請求をしていたら、勤務医の方が稼げるから
(30代 開業医)
(30代 開業医)
今のご時世は業者に乗せられ無闇にしない方がいい。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
既に勤務で不満がない場合はしなくてもいいと思う
(30代 開業医)
(30代 開業医)
歯科医療機関が多く、必ずしも、経営が安定するとは限らない。また、在宅医療など、高度で多岐に渡る関与が求められるようになってきているので、少人数での対応が難しくなってきているため。
(50代 開業医)
(50代 開業医)
現況において開業がものすごくリスクがあることを十分伝え、それでも本人が希望するのであれば応援したいと考えます。
(60代 開業医)
(60代 開業医)
その先生の素質によりけり。これまでお会いした勤務医の先生は、開業医向けではないと思う。
実際開業した歯科バブル世代の先生が、失敗している。
(40代 開業医)
実際開業した歯科バブル世代の先生が、失敗している。
(40代 開業医)
金銭的な問題が現在は多すぎる
(50代 開業医)
(50代 開業医)
大抵は勤務医の方が収入が安定する
(30代 開業医)
(30代 開業医)
コロナ禍のため余計な集患が難しく余計な経費がかさむため
(50代 開業医)
(50代 開業医)
開業資金を掛けても負債が増加するだけで回収不可能と思われるため。保険診療には限界がある。
(60代 開業医)
(60代 開業医)
開業したが患者が来ず勤務医時代より年収3分の1、数千万円の借金ができた。
大型医療法人で勤務し、厚生年金を貰う方が得策
(40代 開業医)
大型医療法人で勤務し、厚生年金を貰う方が得策
(40代 開業医)
気苦労が多い。常に経営面を考えないといけない。浮き沈みが激しい。
(70代 開業医)
(70代 開業医)
ストレスが強すぎる
(40代 開業医)
(40代 開業医)
DentResearch調べ
調査期間:2021年6月16日~2021年9月7日
調査人数:歯科医師(開業医)217名 (Dentwave会員)
調査期間:2021年6月16日~2021年9月7日
調査人数:歯科医師(開業医)217名 (Dentwave会員)
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