株式会社ジーシー主催「GCプレミアムフォーラム」第一部

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▲「材料学講座~レジン編~化学特性を理解して使いこなす!」講座の様子
「GCプレミアムフォーラム」概要
2月28日、御茶ノ水駅の近くにあるGC Corporate Centerにおいて、「GCプレミアムフォーラム」が開催された。
10名限定のセミナーで、参加者は歯科医師に限られている。今回のGCプレミアムフォーラムは午前と午後の部で構成されていた。

「GCプレミアムフォーラム」アウトライン


・午前(第一部):「材料学講座~レジン編~化学特性を理解して使いこなす!」
レジンの化学的特性、プライマーの使い分け、TEK製作実習

・午後(第二部):「材料学講座~充填材料編~使いこなそう!充填材料」
各充填材料の化学的特性、充填用グセ練和実習、Ⅰ・Ⅱ級窩洞CR充填実習
*その他、「練りを極める」や「器材の洗浄消毒滅菌」といった内容での開催もある。
レジンやグラスアイオノマーセメントの化学特性を講座で学び、それらの製品を実際に使用する機会が設けられたため、非常に理解の深まる内容であった。
本記事では、GCプレミアムフォーラムの第一部「材料学講座~レジン編~化学特性を理解して使いこなす!」の一部を紹介する。「破折時の修理方法を確認したい」とお悩みの読者に一読いただけると、幸いである。
補綴物破折時のリペアー成功の3つのポイント
1.被着面の作製
破折した面は唾液や血液などの接着阻害物質が付着していることがある。バーで一層削除し、新鮮面を出す。

2.被着面の事前処理
レジンと金属を接着するためにメタルプライマーを使用するなど、適切なプライマーを適宜使用する。

3.被着面・接着体のなじみの良さ
凹凸の残る被着体表面に硬めのCR等を追加築盛する場合は、ボンディング剤やフロアブルレジンを塗布することによって、濡れ性が向上し、接着力が増す。
補綴物破折時のリペアーの詳細については、次回「材料学講座~レジン編~」開催時に聴いていただきたい。
ジーシーの製品を試せるTEK製作実習
▲テンプスマート使用により、艶のあるTEKを簡単・迅速に製作可能

TEK製作実習では、テンプスマートを使用し、直接法によるTEKの製作を行った。従来の常温重合レジンと比較すると、テンプスマートは作業時間を短縮し、耐摩耗性が高く、艶のあるTEKを製作することが可能である。
TEKの形態修正後、ステイン材やコーティング材を塗布しても、20分程度で製作を終了することができた。テンプスマートの操作性自体は良く、MMA特有の刺激臭がないため、患者に好まれることは間違いない。
「材料学講座~レジン編~化学特性を理解して使いこなす!」に参加し、テンプスマートの実際の使用感を体験してもらいたい。
昼休憩はGC本社の下にある”Kamulier (カムリエ)”へ
▲Kamulier (カムリエ) の内装と嚥下食デザート

「材料学講座~レジン編~」の一部を紹介したが、講座の内容自体は学生時代に歯科材料学で学ぶような基礎的な内容であった。しかし、化学的特性を理解し、正しく歯科製品を使用することの大切さを再認識する機会になった。
また、普段歯科製品を使用して疑問に感じていることがあれば、ジーシー研究員が丁寧に回答してくれる。レジン系材料の化学的特性をしっかりと理解して製品を使用したいのであれば、「材料学講座~レジン編~」への参加検討をお勧めする。
当日の休憩時間中に株式会社ジーシーがプロデュースしたカフェ、”Kamulier(カムリエ)”を訪れた。美味しい嚥下食デザートを堪能することができるので、株式会社ジーシーの近くを通る際は、ぜひ訪れてほしい。
「GCプレミアムフォーラム」第2部(「材料学講座~充填材料編~使いこなそう!充填材料」)もお楽しみに。
古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)
  • 日本矯正歯科学会 所属

東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。主に、DentWaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、現在に至る。

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