日本医師会(原中勝征会長)は、公的医療保険制度を段階的に一本化することを柱とした報告書「国民の安心を約束する医療保険制度」を、11月11日に開いた会見で明らかにした。新制度での患者一部負担は低所得者などに配慮しながら原則、一般2割、高齢者1割とすると同時に、窓口での支払いをやめ、保険者が被保険者に請求する仕組みを提案。現行の後期高齢者医療制度は廃止せずに柔軟に対応すべきだとし、厚労省が検討を進めている2013年度からの新たな高齢者医療制度に消極的な姿勢を示した。
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