小児患者の恐怖心を和らげるために行っていること「本音に迫る!歯科ネタ情報局」
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今回はDentwave.com会員の方々に対し、「小児患者の恐怖心を和らげるために行っていること」についてのエピソードを募集いたしました。
エピソードの募集は、2021年10月26日~2021年11月8日に行われ、合計218名の方々にご回答頂きました。
小児の患者さんは歯科医院に対して恐怖心を持っており、治療がスムーズに進められないという状況があるのではないでしょうか。
そのような小児の患者さんの恐怖心を和らげるために歯科医院ではどのような工夫が行われているのでしょうか?
それでは早速、会員の皆さんが経験したエピソードを見ていきましょう!
エピソードの募集は、2021年10月26日~2021年11月8日に行われ、合計218名の方々にご回答頂きました。
小児の患者さんは歯科医院に対して恐怖心を持っており、治療がスムーズに進められないという状況があるのではないでしょうか。
そのような小児の患者さんの恐怖心を和らげるために歯科医院ではどのような工夫が行われているのでしょうか?
それでは早速、会員の皆さんが経験したエピソードを見ていきましょう!
調査項目
1.小児患者の来院状況
2.小児患者の治療に対する恐怖心で対応に困った経験の有無
3.小児患者の恐怖心を和らげるために実際に行っていることや気を付けているポイント
2.小児患者の治療に対する恐怖心で対応に困った経験の有無
3.小児患者の恐怖心を和らげるために実際に行っていることや気を付けているポイント
1.小児患者の来院状況
■91.3%の回答者が勤務先の歯科医院に小児患者が来院すると回答しました。
2.小児患者の治療に対する恐怖心で対応に困った経験の有無
■「小児患者が来院する」回答者のうち、86.4%の回答者が小児患者の治療の恐怖心によって対応に困った経験があると回答しました。
3.小児患者の恐怖心を和らげるために実際に行っていることや気を付けているポイント
お母さんに協力してもらって治療します。無理なことはしません。正直なところ,当院は小児患者が月に数人来るかどうかというところで、重症な子はいないので絶対急ぐことはせず、のんびり構えてやるようにしています。やれないときはやらないことにしています。
(開業医 Aさん)
(開業医 Aさん)
ユニットに座ることができるまでとにかく話を聞いて信頼関係を作る
無理に痛いことはしない
嘘はつかない
(勤務医 Bさん)
無理に痛いことはしない
嘘はつかない
(勤務医 Bさん)
まだおしゃべりできない年齢でも、まずは慣れてもらうため、笑顔で楽しいトーンの声で、たくさん話し掛けます。一人でチェアに座れないお子さんは、親御さんの膝に座る形で一緒にチェアに座ってもらいます。初回は器具トレから始めて、歯医者さんは怖くないと分かってもらってから、来院2回目、3回目と慣れて来たところで処置に入ります。
(歯科衛生士 Cさん)
(歯科衛生士 Cさん)
tell show doひたすらこれを繰り返す。4歳過ぎれば大体これで治療導入ができる。第一次反抗期の3歳未満は中々難しい。急を要する時は許可を得て、拘束することもある。
(開業医 Dさん)
(開業医 Dさん)
まず付き添い(母親や祖母等)に、家庭で「注射」「針」「歯を削る・抜く・取る」という言葉を使わないよう指導する。「悪いことしたら、歯医者さんで歯を抜いてもらうよ!注射してもらうよ!」と言ってこれまで歯科医院を怖い所と植え付けていませんか?と尋ねると、ほとんどの付き添いが黙り込みます(笑)。
「歯医者さんで、虫歯イキンマンを見つけてもらおう!やっつけてもらおう!」などと言葉を換えてもらってます。
緊急性がない限り、初診から口腔内でタービンを使わない。ラバーボールにタービンで水を溜めさせて、バキュームで水を吸わせて遊ばせてます。もちろんペダル操作は歯科医師か衛生士ですが。
小児だけでなく、付き添いの方にも意外と喜ばれます。
ユニットの台にはデンタルミラーだけを置き、探針とピンセットを視界に入れないようにしてます。
(勤務医 Eさん)
「歯医者さんで、虫歯イキンマンを見つけてもらおう!やっつけてもらおう!」などと言葉を換えてもらってます。
緊急性がない限り、初診から口腔内でタービンを使わない。ラバーボールにタービンで水を溜めさせて、バキュームで水を吸わせて遊ばせてます。もちろんペダル操作は歯科医師か衛生士ですが。
小児だけでなく、付き添いの方にも意外と喜ばれます。
ユニットの台にはデンタルミラーだけを置き、探針とピンセットを視界に入れないようにしてます。
(勤務医 Eさん)
学校での出来事など歯科に関係ない話をして無理に治療を進めない。少し話ができるようになったら次回頑張る約束をする。
(開業医 Fさん)
(開業医 Fさん)
しまじろうやアンパンマンなどのぬいぐるみを使って、今から行うことを説明した
(勤務医 Gさん)
(勤務医 Gさん)
鏡を見てもらい
一緒に口腔内のチェックをする!
(歯科衛生士 Hさん)
一緒に口腔内のチェックをする!
(歯科衛生士 Hさん)
子供との会話を避けて、まずは保護者と話をしながら子供の様子を見て、それまではモニターのアニメなどを視聴させて恐怖心をとっていく
(開業医 Iさん)
(開業医 Iさん)
保護者との小児三角を大事にしている。子供の興味を引く事で治療をしやすくなる。
(勤務医 Jさん)
(勤務医 Jさん)
違う話をする。例えば、お昼何食べた?とか聞きながら歯に挟まってないか見てみようかと話しを戻す。
(歯科衛生士 Kさん)
(歯科衛生士 Kさん)
お子さんの年齢により対応の仕方を変えていますが、話が理解できる年齢であれば親御さんに診療室に入っていただきお話を一緒にしたり、人形を使って気持ちを和らげたり、絵本を見てもらったりしています。
(開業医 Lさん)
(開業医 Lさん)
子供の目を見て笑顔で接する、器具をほっぺや指に当てて、痛くないことを伝える
(勤務医 Mさん)
(勤務医 Mさん)
いきなり治療に入らず、まずはチェアに座れることからの練習。その後一つ一つ使用する器具の説明をしたりバキュームを持たせてコップの水を吸ってもらって遊ぶ。練習日は治療費を頂かない。
(歯科衛生士 Nさん)
(歯科衛生士 Nさん)
まずはチェアーの正面に立ち、目線を合わせ挨拶、自己紹介好きな飲食物を聞いたり等の会話をする。
口腔内を見せてくれない場合は、座位のまま口腔内カメラで顔貌を撮影しながら開口を待ち口腔内を撮影し全体を写し見せる。初回は絶対に嫌がることをしない。ワンタフト程度の歯磨きで終える。
(開業医 Oさん)
口腔内を見せてくれない場合は、座位のまま口腔内カメラで顔貌を撮影しながら開口を待ち口腔内を撮影し全体を写し見せる。初回は絶対に嫌がることをしない。ワンタフト程度の歯磨きで終える。
(開業医 Oさん)
いかがでしたでしょうか?
今回のご回答から、約9割が小児患者の恐怖心によって対応に困った経験があることが分かりました。
また、スムーズに治療を進めていくために、最初はチェアに座ってもらうことから始めて段々慣れてもらうことや、ぬいぐるみやアニメで関心を引くことを行っているなど、様々な工夫をされていることが分かりました。
エピソードを聞かせてくださった会員の皆さま、ありがとうございました。
今回のご回答から、約9割が小児患者の恐怖心によって対応に困った経験があることが分かりました。
また、スムーズに治療を進めていくために、最初はチェアに座ってもらうことから始めて段々慣れてもらうことや、ぬいぐるみやアニメで関心を引くことを行っているなど、様々な工夫をされていることが分かりました。
エピソードを聞かせてくださった会員の皆さま、ありがとうございました。
DentResearch調べ
調査期間:2021年10月26日~2021年11月8日
調査人数:218名 (Dentwave.com会員)
調査期間:2021年10月26日~2021年11月8日
調査人数:218名 (Dentwave.com会員)
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