歯科の初診料と再診料も増額-増税対応で厚労省

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初診料120円上げ案 消費増税対応で厚労省 歯科の初診料(現行2180円)と再診料(同420円)も増額 産経新聞 1月9日(木)7時55分 厚生労働省は8日、平成26年度の診療報酬改定に伴い、医療機関を受診する際の初診料と再診料を引き上げる方針を中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の分科会に示した。消費税増税によって医療機関の仕入れコストが増すことへの対応策。 初診料(現行2700円)は120円増、再診料(同690円)は30円増とする案を軸に検討し、2月に正式決定する。 初診・再診料は、患者が1~3割を負担する仕組みになっているため、3割負担の患者の場合で初診料が36円、再診料は9円増えることになる。 分科会では、患者の負担を抑えるため、引き上げ幅を初診料80円、再診料20円にとどめた案も示された。 歯科の初診料(現行2180円)と再診料(同420円)も増額する方針で、引き上げ幅については(1)初診料160円、再診料30円(2)初診料100円、再診料20円-の2案を提示した。 医療機関が薬剤などを仕入れる際には消費税がかかるが、診療報酬が非課税であるため、増税に伴い負担が増す。 過去の消費税率引き上げの際は、特定の病気に対する診療報酬を増やして対応したが、設置されている診療科目によっては報酬増の恩恵を受けることができないケースもあった。このため今回は、受診の“基本料金”を引き上げることですべての医療機関の負担減を図ることにした。
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