日本歯科医師会代議員会質疑(1)
日歯 渡辺常務理事が診療報酬改定で概要を報告した。
日本歯科医師会の代議員会から主な質疑を取り上げる。
<質疑>
桝田教夫代議員(福島県) 平成18年度診療報酬改定があり、その後に20年度の診療報酬改定があった。
大久保会長は以前、失った700億円を回収して、さらに復活を目指すと聞いている。
それが、2回の改定が成し遂げられたのか。
渡辺常務理事 前回の0.42%の改定率をはるかに超える実質プラス改定であり、約650億円に相当する。
志賀正三代議員(茨城県)2月から日本歯科医師会のレセコンの「レセック」運用された。しかし、導入した会員によると、立ち上げが非常に難しいと言っていた。
立ち上げについて依頼したら16万円を請求された。
近藤副会長 基本的にレセプト請求の電算義務化は、撤廃の方向にある。
大きく省令が大きく変わった。
そこで基本契約の見直しを行う。
日本歯科医師会にとって、将来にわたり負担が生じないように、大きな問題が起きないように、日本歯科医師会が大きなリスクを背負わないようにしようと、弁護士さんにも中に入っていただき、今回、見直した結果こうした形にしていただいた。
これまで、会員の先生方に説明した内容と若干違ってきた部分もあるが、一つひとつ進めてきたという経緯である。
会員の先生方から日歯に5万円いただいて、1万9800円をお支払いただく。
稲垣常務理事 5万円は会員の公平性として、ご負担をいただく。
つまり、レセプトコンピュータを使っている方と使っていない方の負担の公平である。
会員の支援、救済処置である。
(代議員側の声:今の答弁では、納得というより、よく分からない。
システムが変わった時には、会員が戸惑うことがないように、文書での情報提供をしてほしいと思う、と言う声もあった)
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