約6割が「認定資格が役に立った」と回答! 歯科衛生士の認定資格取得率とその内容は?

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この度、Dentwave.com会員の歯科衛生士の方々に対し、「歯科衛生士の認定資格」に関するアンケートを実施いたしました。
調査は、2021年9月22日~2021年10月10日に行われ、80名の方にご回答頂きました。

調査項目
1.歯科衛生士の認定資格の取得状況
1-1.歯科衛生士認定資格の取得率
1-2.歯科衛生士認定資格ごとの取得率
1-3.今後、取得意向のある歯科衛生士認定資格
2.取得資格が「役に立った」経験
2-1.認定資格取得が「役に立った」経験の有無
2-2.認定資格が「役に立った」エピソード

1.歯科衛生士の認定資格の取得状況
■現在、資格を「取得している」との回答は40.0%という結果となりました。

「歯科衛生士の認定資格を取得している」回答者の25.0%が「ホワイトニングコーディネーター」を取得したと回答し、最も多い結果となりました。
■次いで、「日本歯周病学会認定歯科衛生士」と「指導歯科衛生士」の資格取得率が15.6%で2番目に多い結果となりました。
続いて、回答者がこれから取得を検討している歯科衛生士認定資格の内訳は以下の通りです。

「日本歯周病学会認定歯科衛生士」の資格取得率が38.8%と最も多い結果となりました。
■次いで、「特になし」が32.5%で2番目に多い結果となりました。

2.資格取得が「役に立った」経験
■資格取得者のうち、56.3%が認定資格が「役に立った」と回答しました。
続いては、実際にどのような場面で認定資格が「役に立った」のか資格取得者の方にご回答いただきました。

2-2.実際に認定資格が「役に立った」エピソード
学会で得た知識だったり、専門歯科衛生士であることで患者さんにも安心を与えられている。
(歯科衛生士 Aさん)

就職時の面接
(歯科衛生士 Bさん)

集患に役立った
(歯科衛生士 Cさん)

患者のケアの際
(歯科衛生士 Dさん)

患者様に紹介できるとき
(歯科衛生士 Eさん)

患者様から安心すると言われた時
(歯科衛生士 Fさん)

高齢者向けの講演会や多職種連携の時
(歯科衛生士 Gさん)

摂食・嚥下などについては、学生時代詳しく教わっていなかったので助かった
(歯科衛生士 Hさん)

詳しく的確に患者さんにお伝え出来たとき
(歯科衛生士 Iさん)

日本歯科衛生士会の生活習慣病予防(特定保健指導)と摂食嚥下リハビリテーション、ドライマウス研究会のドライマウス指導士を取得しています。
勤務先が高齢者施設であり、糖尿病をはじめとする有病者やオーラルフレイルによる嚥下機能低下・口腔乾燥症(ドライマウス)等の所見を認める利用者様が多いため取得した資格-知識とスキルは大変役に立っています。
(歯科衛生士 Jさん)

いかがでしたか?
アンケートの結果から、資格取得者の方のうち約6割の方が「資格が役に立ったと感じる経験がある」ということが分かりました。
また実際の資格取得者の方のご経験から、取得した資格は様々な場面で「役に立っている」ということが分かりました。

ご回答いただいた会員の皆さま、ありがとうございました。

DentResearch調べ
調査期間:2021年9月22日~2021年10月10日
調査人数:歯科衛生士80名(Dentwave.com会員)
記事提供

© Dentwave.com

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