約6割が「患者数が戻り切っていない」と回答!コロナ第3波による医院経営への影響

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コロナ第3波による医院経営への影響

コロナ第3波による医院経営への影響は?緊急事態宣言期間中と比較
この度、Dentwave.comでは会員の歯科医師に対し、「コロナ第3波による医院経営への影響」に関する調査を実施致しました。 調査は、12月9日~12月22日に行われ、合計256名の歯科医師の方々にご回答頂きました。
今回の調査で明らかになった主な結果は、以下の通りです。
• 診療時間を変更、又は変更を予定している医院比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下したが、第3波以降は僅かに増加
• 患者数の減少幅は緊急事態宣言解除後、緩やかに回復
約6割の歯科医師が新型コロナウイルス感染拡大の前よりもインターネット等のデジタルツールの活用機会が「増えた」と回答
診療時間の変更状況
診療時間の「変更あり」・「変更予定あり」の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下しておりましたが、第3波以降は再び増加している状況です。

勤務体制(勤務人数・勤務時間)の変更状況
勤務体制の「変更あり」・「変更予定あり」の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下しましたが、第3波以降は僅かに増加している状況です。

前年同時期対比の患者数
患者数が「増加」している医院の比率は、上昇傾向にあるものの、未だ約6割の医院にて患者数が戻り切っていない状況です。

患者数の減少幅(前年同時期対比)
患者数の減少幅は緊急事態宣言期間中をピークに低下しているものの、足元では緩やかに回復している状況です。

特に患者数が減少している診療内容
患者数が減少している診療内容では、保険診療の選択率が最も高い結果となりました。

オンライン診療の実施状況
オンライン診療を実施している医院の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下傾向となりました。

オンライン診療の実施意向
オンライン診療を実施する意向がある医院の比率は、緊急事態宣言期間中をピークに低下傾向となりました。

企業からの来客の受入れ制限状況
企業からの来客の受入れを制限している医院の比率は、緊急事態宣言期間解除後に低下していたものの、足元では再び増加している状況です。

デジタルの活用機会の変化状況
デジタルの活用機会の変化状況では、約6割が新型コロナウイルス感染拡大の前後でデジタルツールの活用機会が増えたと回答しました。

活用機会が増えたデジタルツール
デジタルツールの活用機会が増えたと回答した回答者の約8割がweb会議の利用の機会が増えたと回答しました。

新型コロナウイルス感染拡大を契機に歯科業界におけるデジタル活用機会に対する意見
8割以上が今後歯科業界におけるデジタル活用機会が拡大すると思うと回答しました。

DentResearch調べ
調査期間:2020年12月09日~2020年12月22日
調査人数:256名 (Dentwave会員)

記事提供

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