新型コロナによる医院経営への影響に関する定点調査結果

この記事は
無料会員限定です。


この度、Dentwave.com会員の歯科医師の方々に対し、「新型コロナによる医院経営への影響」に関する調査を実施いたしました。

■調査期間:2021年12月13日
■回答者:歯科医師329名(Dentwave.com会員)

調査項目
1.診療体制の変化状況
1-1. 診療時間の変更状況
1-2. 勤務体制(勤務人数・勤務時間)の変更状況
2.集患状況の変化
2-1. 前年同時期対比の患者数
2-2. 患者数の減少幅
2-3. 特に患者数が減少している診療内容
3.オンライン診療の実施状況
3-1. オンライン診療の実施状況
3-2. オンライン診療の実施意向
4.企業からの来客の受入れ制限状況

1.診療体制の変化状況
1-1. 診療時間の変更状況
■「変更あり」の比率は2020年12月をピークに減少傾向にあるものの、足元では「変更予定あり」の比率が増加している状況です。

1-2. 勤務体制(勤務人数・勤務時間)の変更状況
■「変更あり」の比率は2020年12月をピークに減少傾向にあるものの、足元では7割以上が「未定」と回答しており、状況を伺っている医院も多いことがわかりました。

2. 集患状況の変化
2-1. 前年同時期対比の患者数
■患者数が「増加した」医院の比率は、2020年12月より2倍以上に増加し、患者数が戻りつつある状況です。

2-2. 患者数の減少幅(前年同時期対比)
■2021年9月から2021年12月にかけて、減少幅が「2割」・「3割」と回答した医院の比率がやや増加傾向となりました。

2-3. 特に患者数が減少している診療内容
■患者数が減少している診療内容では、保険診療の選択率が過半数以上で最も高い結果となりました。

3.歯科業界における今後のデジタルの活用機会に対する見解
3-1. オンライン診療の実施状況
「実施している」医院の比率は2021年4月をピークに減少していたものの、足元では再び増加傾向となりました。


3-2. オンライン診療の実施意向
■オンライン診療を実施する意向がある医院の比率は、2020年12月をピークに低下傾向となりました。


4. 企業からの来客の受入れ制限状況
■「制限をかけている」と回答した医院は、2021年9月に一時的に増加したものの、全体的に減少している傾向となりました。


DentResearch調べ
調査期間:2021年12月13日~2021年12月27日
調査人数:歯科医師329名(Dentwave.com会員)
記事提供

© Dentwave.com

この記事を見ている人がよく見ている記事

ワクチン打ち手の対象拡大検討 放射線技師と工学技士も 厚生労働省検討会

「オーラルケアに関する生活者調査」の結果 9割以上の歯科専門家※が生活者の歯みがきについて「みがき癖によって特定の場所がみがけていない人が多い」と回答。一方、6割の生活者は「歯みがきはある程度できている」と自己評価。毎日歯みがきしていても、きちんとみがけていないことも多い結果に ※歯科医師および歯科衛生士

5類移行日程、27日に正式決定 新型コロナで政府対策本部

外国人観光客の受け入れ再開の動きに観光地は期待。一方で「マスクをしてくれない」戸惑いの声も…専門家「変異株が海外から持ちこまれる可能性」

患者さんの言葉で嫌な思いをしたことがありますか? 「本音に迫る!歯科ネタ情報局」-第1回-

歯科医師・歯科衛生士に聞きました!生まれ変わっても今の仕事をしたいですか?

オンライン診療を受けられる場所の拡大が期待される

「重症化しにくい」に変化が “第7波”直撃 コロナ医療現場の切実な“声”を聞け 「5類よりも、まずは感染者数を抑えて」

新着ピックアップ