株式会社メディカル・イノベーション主催 医院開業セミナー

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▲株式会社メディカル・イノベーション主催 医院開業セミナー
株式会社メディカル・イノベーション主催 医院開業セミナー 概要
2月16日、赤坂インターシティ4階において、株式会社メディカル・イノベーション主催による「医院開業セミナー」が開催された。
開業に興味のある医師・歯科医師が20名参加しており、セミナー会場は満席であった。セミナー講師は、株式会社メディカル・イノベーション代表取締役会長の伊藤弘人氏である。
本記事では、医院開業セミナーの内容の一部を紹介する。「開業時の物件選びをどうすれば良いか分からない」、「開業したいけど、自己資金が足りない」、「融資時の担保や連帯保証人についてよく分からない」などの悩みを持っている方の役に立てば、幸いである。
開業する際に重要な3つのポイント
【画像】③ ▲株式会社メディカル・イノベーション代表取締役会長 伊藤 弘人氏

1.物件選び
集客力のある商業施設などに医院を開業すれば、物件自体に集患力を持たせることができる。開業後の売上の立ち上がりも早い。固定費用を安く抑えようとすると、かえってキャッシュフローが悪くなり、失敗する可能性が高くなる。開業物件は家探しではなく、投資という認識で探すことが重要である。
2.インターネット戦略
患者の多くは医療機関のHPを参考にして受診する。平成29年のある調査では、約45%の患者が医療機関のHPを参考にし、受診するというデータもある。今後はSNSやポータルサイトなども活用し、医院の魅力をインターネットで伝えることが重要になる。
3.自己資金
「開業するためには、ある程度の自己資金が必要」と考える読者が多いかもしれないが、自己資金がなくても開業できる。ある程度の自己資金があるのであれば、開業資金として使用するのではなく、開業後の運転資金に使用するのも一つの手である。

担保・連帯保証人が絶対に必要というわけではない
開業時に銀行から融資を受ける際に、不動産などの担保や連帯保証人が必要だと考えている方は多いかもしれないが、必ずしもそういうわけではない。
担保が無くとも、実績に裏付けされた事業計画を策定することにより、自己資金0円かつ、無担保で開業資金を借り入れることはできる。
連帯保証人に関しても一工夫が可能である。資金力のある人間を連帯保証人にした場合、連帯保証人に何か問題が起きた場合は、同じように資金力のある人間を連帯保証人にするよう、銀行に要求されるケースがある。したがって、連帯保証人が必要であれば、医師の配偶者を連帯保証人にして融資を受けることは1つの対策となる。
「開業したいと思ったときが、開業のタイミング」と伊藤氏は語る。開業したいが物件選びで悩んでいる、自己資金が無い、担保が無いなどの悩みのある方は、株式会社メディカル・イノベーション主催の医院開業セミナーに一度参加し、話を聴いてみてはいかがだろうか。

セミナーに関する詳しい情報は、こちらからご覧ください。
古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)
  • 日本矯正歯科学会 所属

東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。主に、DentWaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、現在に至る。


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