【webセミナー受講後のレポート】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
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GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
DentWave. DentWave.comでは定期的にウェビナーを配信している。今回は無料ウェビナーをPart1からPart3までウェビナーの内容の一部をピックアップして紹介したい。
本ウェビナーのタイトルは「GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ」で、セミナー講師は神保町タワー歯科・矯正歯科の「越智 信行」先生。これからインビザラインを初めて導入する一般歯科医師のために丁寧に解説してくださった。
本ウェビナーのタイトルは「GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ」で、セミナー講師は神保町タワー歯科・矯正歯科の「越智 信行」先生。これからインビザラインを初めて導入する一般歯科医師のために丁寧に解説してくださった。
Part1、Part2、Part3の3部構成の無料ウェビナーとなっている。
【 Part1:診断編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part2:治療計画編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part3:モニタリング編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
▶詳細ページはこちら
【 Part1:診断編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part2:治療計画編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part3:モニタリング編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
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*DentWave.comにて現在無料配信中
ウェビナーの視聴をおすすめしたい方👇
・インビザラインを日常診療に取り入れたいGPの方
・インビザラインで幅広い症例に対応したいGPの方
・矯正治療での抜歯、非抜歯の判断基準を学びたい方
これからGPがインビザラインを始めるために知っておくべきPart1の診断編の内容をピックアップして紹介したい。将来インビザライン導入を検討している読者の皆様の参考になれば、幸いである。
・インビザラインを日常診療に取り入れたいGPの方
・インビザラインで幅広い症例に対応したいGPの方
・矯正治療での抜歯、非抜歯の判断基準を学びたい方
これからGPがインビザラインを始めるために知っておくべきPart1の診断編の内容をピックアップして紹介したい。将来インビザライン導入を検討している読者の皆様の参考になれば、幸いである。
大切な写真撮影
矯正治療を行う上で、口腔内・顔貌写真、歯型、レントゲン写真などが必要だが、特に重要なのは口腔内写真である。同じ角度・大きさで撮影された規格写真を撮影すれば、比較することができる。
インビザラインを修得していく上で、治療成果を考察し今後の治療に活かすために写真をしっかりと撮影することは非常に重要なことである。
インビザラインを修得していく上で、治療成果を考察し今後の治療に活かすために写真をしっかりと撮影することは非常に重要なことである。
上顎7番抜歯のメリット
従来の矯正治療において、便宜抜歯でしばしば選択されるのは小臼歯(特に4番)である。審美的、機能的な観点で大きな影響が出にくいなどの理由から小臼歯が便宜抜歯の対象として選択されることが多い。
ただし、歯の寿命に関して発表された論文では、小臼歯の寿命はとても長い。例えば、4番・5番・7番で比較すると、寿命が最も短いのは7番で、長いのは4番となっている。寿命が長いのであれば、可能な限り抜かずに保存しておきたい。
また、寿命の短い7番を抜歯するメリットを紹介すると、寿命の長い4番を保存でき、マウスピースの枚数が減らせる(治療期間を短くできる)、マウスピース矯正の得意な動き(拡大や遠心移動)による治療が可能であることなどが挙げられる。
ただし、歯の寿命に関して発表された論文では、小臼歯の寿命はとても長い。例えば、4番・5番・7番で比較すると、寿命が最も短いのは7番で、長いのは4番となっている。寿命が長いのであれば、可能な限り抜かずに保存しておきたい。
また、寿命の短い7番を抜歯するメリットを紹介すると、寿命の長い4番を保存でき、マウスピースの枚数が減らせる(治療期間を短くできる)、マウスピース矯正の得意な動き(拡大や遠心移動)による治療が可能であることなどが挙げられる。
個性正常咬合の構築
矯正治療計画は患者さんの要望に沿って作成される。歯科医師によっては1歯対2歯の咬合関係で、正中がピッタリと合っている1級正常咬合を目指して作成されるかもしれない。
患者さんが1級正常咬合を獲得することができれば確かに理想的であるかもしれないが、実現させることが難しいケースがあり、患者さん自身が治療として望んでいないこともある。1歯対1歯の咬合関係でもアンテリアガイダンスやバーティカルストップなどのガイドがきちんととれることが大切である。
1級正常咬合を目指すのではなく、患者さんに合ったベストな治療ゴールを設定し、個性正常咬合を構築する治療がインビザラインで可能であることは大きなメリットである。
患者さんが1級正常咬合を獲得することができれば確かに理想的であるかもしれないが、実現させることが難しいケースがあり、患者さん自身が治療として望んでいないこともある。1歯対1歯の咬合関係でもアンテリアガイダンスやバーティカルストップなどのガイドがきちんととれることが大切である。
1級正常咬合を目指すのではなく、患者さんに合ったベストな治療ゴールを設定し、個性正常咬合を構築する治療がインビザラインで可能であることは大きなメリットである。
GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
本ウェビナーはこれからインビザラインを始めるGPが基本を学べる機会になるだろう。クリンチェックの作成の仕方、治療における顎間ゴムの重要性、歯肉退縮と歯髄失活への対応の仕方など、越智先生がダイヤモンドドクターとしてのご経験などもまじえた解説が満載である。
マウスピース矯正が得意な歯の移動様式(傾斜や拡大)や、苦手なケース(深いシザースバイトや歯根の移動が多いケース)なども詳しく学ぶことができる。アライナーの得意/不得意をきちんと理解し戦略を立てて治療にのぞむことの大切さを理解する良い機会となるであろう。
インビザラインについて詳しく知らない一般歯科医の方はもちろん、すでにインビザラインを始めている歯科医の方も学びを得られるウェビナーとなっていますのでぜひ聴講していただきたい。
【Part1:診断編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part2:治療計画編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part3:モニタリング編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
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マウスピース矯正が得意な歯の移動様式(傾斜や拡大)や、苦手なケース(深いシザースバイトや歯根の移動が多いケース)なども詳しく学ぶことができる。アライナーの得意/不得意をきちんと理解し戦略を立てて治療にのぞむことの大切さを理解する良い機会となるであろう。
インビザラインについて詳しく知らない一般歯科医の方はもちろん、すでにインビザラインを始めている歯科医の方も学びを得られるウェビナーとなっていますのでぜひ聴講していただきたい。
【Part1:診断編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
【Part2:治療計画編】GPがインビザラインの導入を成功させるためのノウハウ
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古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)
日本矯正歯科学会 所属
東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。イエテボリー大学歯学部
"Oscillation course"
修了。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。
主に、DentwaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、2019年7月よりメディカルネットの顧問。離島歯科医療に従事後、本島で歯科臨床に従事する傍ら、記事の監修・執筆、歯科医師国家試験模擬試験の編集業務、企業コンサルタント、マウスピースの製品管理、オンライン診療などを個人事業主として行っている。
【筆者プロフィール】
https://saipon.jp/h/web_writing98765/2
記事提供
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