BEAUTEESH~米国歯科衛生士*弥咲~|新企画「現場で使えるone phrase English vol.1」

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BEAUTEESH ~米国歯科衛生士*弥咲~

二年振りに帰国した日本で、コンビニにのお弁当すら美味しいと感じてしまう私。米国滞在歴も10年を超え、いよいよ海外生活も長くなってきたということでしょうか。日本では現在、年間3,000万人という外国人観光客が訪れていると聞きました。2020年は東京オリンピックの開催を控えているということもあり、日本中のいたるところで海外の方を見かけることが当たり前の光景になって来ているようです。勤務先でも英語の必要性を感じる機会が増えたという方々も多いのではないでしょうか。
Dentwave様からも、昨今、歯科クリニックも外国人クライアントの対応に追われているという話を伺いました。そこで今回は、アメリカの歯科医院でよく使われる英会話フレーズをご紹介しようと思います。英語圏からお越しの患者さんの応対にお役に立てて頂ければ幸いです。
今日のOne Phrase English
What brings you in today?
「今日はどうされましたか?」

直訳すると、「何が、あなたをここに連れて来たの?」。つまり、「どんな症状があって来院されたのですか?」「今日はどうされましたか?」という言い回しです。痛みや腫れがあるような緊急の患者さんが訪れた際、まずは症状の詳細を聞くことが先決と考えています。
このフレーズに続いて、“Is it painful now?” 「いま、痛みがありますか?」や、“How long has it been hurting for?” 「いつから痛みがありますか?」も使える表現です。出来る限りの状況を汲み取り、先ずは患者さんの話を聞く、というコミュニケーション。そこから治療が始まっているという考え方は、日本もアメリカも共通していると思います。

Please rate your pain on a scale from 1 to 10,
10 being the most painful.
「10が最も痛みがあるとして、今どの程度の痛みがあるのか、
1〜10の数字で表してください」

これはかなり頻繁に使われ、歯科医師、衛生士、助手の全員が共通して活用しています。手っ取り早く、そして確実に、患者さんが今どれだけの痛みを感じているのか聞き出せる、とても便利な表現です。日本の歯科医院でも、これに似たような質疑応答があるのか気になるところです。ご教示いただければ嬉しい限りです。

Here are your options.
「こちらが、治療プランにおける選択肢です」

いくつかの治療プランを提示したい時に使います。アメリカ・ワシントン州では、保険は個人もしくは、会社を通じての契約となっており、保障される金額は各々で格差があります。その関係もあり、いくつかのオプションを挙げることが推奨されています。日本も同様に、治療方法によって診療代金が異なってくると認識しています。そんな時に、こちらの表現を活かせて頂ければと思います。


youtubeのチャンネルで、実際の発音を含めて解説もしてますので、ぜひご覧いただければと思います。
【歯科英会話】アメリカの歯科衛生士が使う、リアルな3つの英会話フレーズ!明日から即使える!
今回ご紹介させて頂きました3つのフレーズは、私が働いている米国のクリニックでは頻繁に使用されている生きた英語だと思っております。
実際の会話の流れや、その他、発音など「もう少し詳しく知りたい!」という方のためにYoutubeで動画を作成してみました。ご興味のある方は、是非こちらのリンクをクリックしてご視聴願えれば幸甚です。
外国人観光客の増加はもとより、労働者不足を補うためますます多くの外国人が日本で就労し、長期滞在をして行く事になると思われます。歯痛を訴える外国人が戸惑うことなく治療を受けられる、そんな日本の歯科クリニックが、拡充していく近未来を予感しています。

この記事を書いた人

ココロのサロン
BEAUTEESH
~米国歯科衛生士*弥咲~

プロフィール
米国公認歯科衛生士。ワシントン州、ショアライン歯科衛生士学部卒業。 審美歯科、矯正歯科、神経治療歯科、一般歯科など多種な米国歯科医院で経験を積む。ワシントン州歯科医勤務歴4年。現在ユーチューバーとしても動画を配信中。


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