歯科 50 万署名 賛同し大阪歯科技工士連絡会も活動

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歯科 50 万署名推進ニュース NO.11(2011.9.28 FAX3 枚)発行:「保険で良い歯科医療を」全国連絡会事務局連絡先:全国保険医団体連合会内(TEL:03-3375-5120 FAX:03-3375-1862)部内資料◆ 主旨に賛同、用紙を持ち歩き、署名活動・・大阪歯科技工士連絡会 『保険で良い歯科医療を』大阪連絡会に加盟している大阪歯科技工士連絡会です。 昨年 10 月に、大阪難波ヨドバシカメラ前で署名のお願いをしていたときのことです。「私の主人は歯科医師ですが、このような運動をしていることを知りませんでした、是非とも署名を」と言って署名をされていかれました。

一喜一憂したことを思い出します。 今回は、国会請願署名、50 万筆を目標にという趣旨に賛同し大阪歯科技工士連絡会も活動しています。 『保険で良い歯科医療を』の運動は、歯科医療従事者が良くなる為の運動ではないと言うことだと思います。

大阪門真市の社保協で、医療に関する実態調査をした所、「歯科医院に通院しているが、いくら費用が掛かるのかわからない」「歯を治すより生活費のほうが大事」と言う声がたくさんありました。 『保険で良い歯科医療を』は、いつでも誰もが保険のきく範囲で安心して運動だと思います。

このことを「多くの人に訴えて行き」「より多くの人に知っていただきたい」ことが大事だと思って取り組んでいます。

一筆よりも知っていただく、ついでに署名もお願いをするくらいの気持ちでいます。

大阪歯科技工士連絡会のメンバーは、いつも署名用紙を持ち歩き、技工士はもちろん顔見知りの人にはお願いをし、何枚か持っていただくこともあります。

『保険で良い歯科医療を』の署名は、皆さん快くしていただきます。 一人でも多くの人にこの趣旨を知っていただき、一人でも多くの人々にお願いをして署名活動に取り組んでいきます。 ◆ 歯科患者署名に取り組んでいます・・愛知県千種区 大久手歯科クリニック 9 月 15 日付愛知県保険医新聞に、署名活動に取り組んでいる愛知県千種区の大久手歯科クリニック荒尾和子先生と従業員のみなさんへのインタビュー記事が掲載されましたので、以下ご紹介します。 医院で「保険で良い歯科医療」の実現を求める患者署名に取り組んでみえますね。 荒尾:はい。私の医院では、会計の際に受付の担当者から署名のお願いをしています。診療室では患者さんは緊張していらっしゃいますし、歯科医師は治療に関わる話などもしますので、署名についてしっかり聞いていただくことが難しいと考えているからです。署名をして下さった方には、私も含めスタッフ全員でお礼を言うようにしています。 受付で署名をお願いするうえで何か工夫していることはありますか? 従業員:会計の際に受付の担当者が、一人一人、声を掛けて署名の項目を説明した上でお願いしています。

同じ人に同じ署名を何度もお願いすることがないように、カルテに印をつけて、署名をお願いしたかどうか一目で分かるようにしています。 患者さんの反応は? 従業員:受付が混み合う時間は署名のお願いまで行うことが難しいので、混み合わない時間に声かけを行っていますが、声をかけるとかなりの方が署名に協力して下さいます。声をかけるかどうかで、協力率はかなり変わると思います。

署名をして頂ける患者さんからは、「負担が減るのはいいことだね」などの声をいただいています。 先生は、なぜ今回の署名に取り組もうと思われたのですか? 荒尾:窓口負担の負担増も検討されている中で、「決まってしまってからでは遅い」という気持ちがあります。

保険診療を担う保険医療機関として、医療保険制度がうまくいかなくなってしまったら、私たち歯科医療機関も患者さんも困ると思うんです。

今ある医療保険制度を守りたいという思いで署名に取り組んでいます。

国や政治家に直接声を届ける方法は、署名と選挙だけですから。 ◆ 広がる署名 1 万筆超 "できるところからやってみる"  ・・9 月 25 日付大阪歯科保険医新聞より 大阪歯科保険医協会が年内5万筆を目標に取り組んでいる「保険でよい歯科医療の実現を求める請願署名」(患者署名)の取り組みが広がりを見せている。

署名が連日、協会に郵送で届き、9月 20 日現在で1万筆を超えた。署名は会内だけにとどまらず、約70 の団体・個人が協力に応じ、例年にないスピードで拡大している。 つながり生かし協力募る 署名は、①窓口負担の大幅軽減②保険給付範囲の拡大——を請願項目に、「保険でよい歯科医療」の実現を求めている。

会員院所から続々と届いているほか、理事・役員らが個人のつながりを生かして積極的に集めている。9月からは事務局が会員訪問し、さらなる協力を訴えている。  訪問活動のなかでは、署名の力で社会保障費の抑制路線を撤回させたことや、診療報酬のプラス改定を勝ち取ったことなどを訴えると、その場で窓口に設置してくれる医院も少なくない。

署名を歓迎していなかった医院でも「できるところからやってみます」と早速、取り組み出した会員もいた。 地区では歯科健診の際に受診者に署名を呼びかけている。

婦人・高齢者団体や業者団体、労働組合など、幅広い団体にも署名を託している。

署名した市民からは、「1回受診すると2000円ぐらいかかるから、治療費が大変。

ぜひ負担を下げてほしい」と切実な声が寄せられたり、なかには「周りで集めてくる」と話しながら署名用紙を 50 筆分持ち帰った人もいたりするなど、関心が高まっている。 ※ 「 保険で 良い歯科医療の 実現を 」 全国連絡会のホ ームページ が開設さ れま し た 。 ア ド レ ス は、http://yoisika.doc-net.or.jp です。 ※ 運動の推進を図るため、各地の取り組みを「ニュース」で紹介していきます。

各地の取り組みなどご紹介下さい。

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