歯科医療危機打開を訴えていきましょう

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歯科 50 万署名推進ニュース NO.10(2011.9.16 FAX3 枚)発行:「保険で良い歯科医療を」全国連絡会事務局連絡先:全国保険医団体連合会内(TEL:03-3375-5120 FAX:03-3375-1862)部内資料署名集約数 12 万 6 千筆(9 月 15 日現在) 50 万筆目標にむけて、さらに取り組みを広げましょう! 「保険で良い歯科医療を」全国連絡会が 9 月 15 日現在で各団体、地域の署名を集約した結果、12万5,826筆という到達状況となりました。

この間、ご紹介しているとおり、全国連絡会の参加団体以外に、歯科医師会や市民団体、個人など、幅広く取り組みが広がりつつあります。

これは請願署名の主旨が広範な市民、患者の要求と一致することを示すものです。

50 万署名を達成して、新政権や国民世論に対して、歯科医療危機打開を訴えていきましょう(現在の都道府県別到達表は別途参照下さい)。 ◆ 高齢者大会分科会参加者が署名を持ち帰り 15 人分を集約 9 月 13 日に青森で開催された日本高齢者大会の分科会「口から見た健康」に参加した宮城県の参加者が署名用紙を持ち帰り、15 人分を集めて送付してきました。  署名には以下の内容の手紙が寄せられましたのでご紹介します。 〜〜「口の健康」分科会では、それが脳をはじめとする全身の健康に大きく関係すること、かむことの大切さなど、種々勉強することができ参加して、大変有意義な分科会でした。

それにつけても国民が等しく口の健康を守られるように、心配せずに歯科医院にいけるように、そして、歯科医師、技工士、衛生士の方々が、十分にその技量を発揮して、働いていただけるように保険の点数の改善をはじめとして、各制度の改革をぜひとも進めてほしいと願います。 ◆ 日歯代議員会で患者負担軽減のとりくみの要望が出される9 月 8 日、9 日の日程で開催された日本歯科医師会代議員会において、北海道歯が取り組んだ患者負担軽減等の署名運動について、日歯はどう考えているのか、各都道府県で行ってはどうか等の発言が東京都歯、北海道歯の代議員から出されました。

大久保日本歯科医師会会長は、北海道で大変苦労され、あれだけの請願署名を集めたことは大きな意味がある。

日歯としては、日本医師会と一緒にやることが大きな力になると考える。

3 割負担を下げるというのは長期的課題だ。

定額負担導入は直近課題であり、医師会と同じ立場であり、協議していきたいなどと答えました。 各地で歯科医師会をはじめ広範な市民団体、個人などを巻き込んだ窓口の患者負担軽減を求める署名運動を広げていくためには、50 万署名の取り組みを全国で展開することが決定的に重要です。 ◆ 「口から見える格差と貧困 10.30 歯科医療危機打開決起集会」(仮称)の成功を2 年に 1 度開催される「歯科決起集会」(実行委員会主催)が今年は 10 月 30 日、東京のあいおい損保新宿ホールにて開催されます。

現在、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会、全国保険医団体連合会、全日本民医連などで実行委員会を結成し、準備をすすめています。  今年の集会は、貧困と格差社会の拡大を背景に高い窓口負担から必要な歯科医療が受けられない患者が増加、歯科医療機関は国による低診療報酬政策の結果、経営が成り立たないなど、危機的状況にある歯科医療の現状の打開に向けた運動をアピールするために開催されます。

集会にむけては、「50 万署名」運動とあわせて、広範な市民、団体、国会議員、医療関係団体、著名人などの支持賛同を頂き、歯科医療危機を訴え、世論を広げていきます。 集会では、基調報告や来賓挨拶のあと、歯科医師や歯科衛生士などによる東日本大震災での医療支援経験や患者さんから窓口負担軽減や保険のきかない歯科治療を広げてほしいという声、歯科医療格差、子どもの口腔崩壊など格差問題、歯科医療に関する 1 万に患者アンケートから見えるもの、技工士問題 海外技工問題、各地の保険でより良い歯科医療・連絡会の取り組みなど、の報告、討論を行う予定です。 また、各地で集められた「50 万署名」を持ち寄り、壇上に積み上げ、来賓の国会議員に渡す予定です。 また、集会前の街頭宣伝も行う予定です。 各地で「50 万署名」運動を進め、その成果を「決起集会」に持ち寄りましょう。

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