歯科 50 万署名推進ニュース NO.16

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口腔内が劣悪な状況にある子どもが増えている

 

(2011.12.1 FAX2 枚)発行:「保険で良い歯科医療を」全国連絡会事務局

連絡先:全国保険医団体連合会内(TEL:03-3375-5120 FAX:03-3375-1862)部内資料

◆ 歯科署名 25 万 7 千 保険で良い歯科医療の実現を求め国会集会 

 「保険で良い歯科医療を」全国連絡会は12月 1 日、「患者窓口負担軽減、保険給付拡大を求める集会を国会内で開きました。

全国の医師、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士ら 82 人が参加しました。 

全国連絡会代表世話人の宇佐美宏氏(保団連歯科代表)はあいさつで「連絡会が取り組んでいる歯科署名は 25 万 7000 筆に達した」と報告。

「窓口負担の軽減と保険給付の拡大を実現するため、50 万筆の目標に向かってさらに取り組みを進めよう」と訴えました。 

宮城県の代表は、被災地の歯科医療受診について報告。

窓口負担免除措置で特に歯科を受診する患者が大幅に増えたと紹介。

来年 2 月末で打ち切られる措置を 3 月以降も延長・継続すべきと訴えました。 

 大分県連絡会の代表は、口腔内が劣悪な状況にある子どもが増えているなかで歯科の受診を控える現状を報告。

兵庫や愛知、大阪の代表は、窓口負担の軽減と保険給付の拡大の署名のとりくみと請願

項目が患者さんの切実な要求であることなどを紹介しました。 

このほか、無料定額診療の事例報告や歯科技工士、歯科衛生士からの報告がありました。

 集会には、民主、自民、共産、社民などの衆参国会議員 9 人が挨拶。

「歯科医療の改善に向け党派を超えて取り組む」、「自由診療でしか経営が成り立たないのはおかしい」、「医療費総額を抑えるためにも診療報酬引き上げ、歯科保険診療の拡充が必要」、「指導、監査改善に力を尽くす」、「受診時定額負担は撤回すべきだ」などと発言しました。 

この日、全国連絡会では、集めた国会請願署名約 26 万筆のうち、11 万筆余を各党国会議員に

提出。また、窓口負担を大幅、保険給付の拡大、保険医への人権無視の指導、監査の抜本的改善、「社会保障・税一体改革」案、TPPへの参加の中止などを厚生労働大臣、衆参国会議員等へ要望しました。 

集会に参加し挨拶いただいた衆参国会議員は次のとおりです(50 音順、敬称略)。 

※衆議院議員  川口浩(民主・比例北関東)、重野安正(社民)、橋本勉(民主・比例東海)、初

鹿明博(民主・東京)、宮崎岳志(民主・群馬)、高野守(民主・比例北関東、参加のみ)、以上本人。

中塚一宏(民主・神奈川、メッセージあり)、楠田大蔵(民主・福岡)、工藤仁美(民主・比例北海道)、志位和夫(共産・比例南関東)、瑞慶覧長敏(民主・沖縄)、辻惠(民主・大阪)、以上秘書。 

※参議院議員  石井みどり(自民・比例)、田村智子(共産・比例)、中村哲治(民主・奈良)、古川俊治(自民・埼玉)、以上本人。

大久保勉(民主・福岡)、岡崎トミ子(民主・宮城)、自見庄三郎(国民・比例)、徳永エリ(民主・北海道)、友近聡朗( 民主・愛媛)、西村まさみ(民主・比例)、姫井由美子(民主・岡山)、福島みずほ(社民・比例)、以上秘書。 

保険で良い歯科医療の実現を求める要請 

1、安心して歯科治療が受けられるように窓口負担を大幅に軽減して下さい。 

 2、健康保険で歯科治療が受けられるよう、保険の効く範囲を広げて下さい。 

 3、保険医の人権を無視し、患者の療養権を奪う指導、監査を抜本的に改善して下さい。 

 4、東日本大震災の復旧・復興で大切な歯科治療を再建して下さい。 

 5、「社会保障・税一体改革」案、TPPへの参加は中止して下さい。

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