前議長の鈴木明夫議員が議長に選出される

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第105回日本歯科医師連盟臨時評議員会が5月13日、歯科医師会館で開かれた。 次期参議院比例代表選挙の候補者が決まらない、という異常事態への対応が注目された。 初めての評議員であり、紹介を兼ねてまず、77名議員の指名点呼をした。 仮議長に秋山治夫議員(福岡県)を選任、山梨県の内藤敏雄議員の提案で、前議長の鈴木明夫議員[茨城県)が議長に選出された。 副議長は、鈴木議長が副議長に岡山県の原武仁議員を選任した。 ついで、堤直文会長が挨拶。 役員紹介の後に、日本歯科医師会の大久保満男会長が来賓挨拶をした。 国会報告は、関口昌一参議院議員、島田智哉子参議院議員、新井悦二衆議院議員、石井みどり参議院議員、大久保潔重参議院議員により行われる予定であったが、予算審議などがあり、全員欠席した。 前評議員会議長・副議長、前役員への感謝状贈呈の後、高木幹正理事長の報告があった。 <堤会長挨拶要旨> 各国会議員への挨拶回りをしたが、福祉・医療関係団体で、前回の参議院選挙で候補者をさせたのは、日歯連盟だけである。 石井みどり議員を当選させたことは、大きかったと実感している。 次期参議院候補者は絞りきれなかったが、大同小異で頑張らないと道はない。一体となり取り組むことをお願いしたい。 来賓挨拶 <日本歯科医師会大久保満男会長> 何とか、歯科医療を浮上させたい。 可能な限り、貫徹させることである。 レセプトオンライン義務化は、理不尽であり、強制的な権限を行使しようとしている。 必死に戦っている。 自民党議員は理解を示しているが、改革の旗を降ろすべきではないという声がある。 経済界の財政改革会議は、猛烈な巻き返しを図っている。 政治の場で、意見の対立があるが、我々歯科の考えを貫徹させるのが、政治の役割である。 本会と連盟は一心同体ではない。 一心二体である。 お互いの議論のなかで、同じ精神を共有することが、大切である。 日本の歯科医療を再浮上させる。 国民に歯科医療を理解してもらための、国民会議を本日1時から開いているので、退席するが次の参議院候補者をどうするか、注目している。 昨日、記者会見で日刊紙の記者に、「連盟は混乱している」と言われたが、「混乱ではない。エネルギーがあり余っている。日本の歯科を何とかしたいとい思う候補者が多かったのだ」と述べた。 腹をくくる必要がある。 候補者が決まれば、全力で応援したい。
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