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小児の近代病「口腔発達不全症」の治療と予防にフォーカス 代表理事井上敬介先生に聞く! 日本小児口腔発達学会発足のワケ

皆さんこんにちは!Dentwave編集部です。 現代の歯科医療では、子どもの口腔機能の未発達や不全が、歯並びの悪化や全身の健康に影響を及ぼすケースが増加しています。しかしながら、従来の矯正治療ではこれらの根本的な原因にアプローチすることが難しいとされており、小児歯科を実施している歯科医師の先生方には小児患者の将来的なリスクを見抜くための知識や、今の時代に適した治療方法を学び直す必要性が出てきています。そこで注目されているのが、日本小児口腔発達学会です。 そこで本記事では日本小児口腔発達学会を発足された井上敬介先生に今、小児歯科で起きている異変を踏まえ、学会設立の経緯から今後のビジョンまでインタビューさせていただきました。どうぞ最後までご一読下さい。

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著:井上 敬介 先生 / Keisuke Inoue DDS Ph.D. /

口腔機能発達不全症 一般歯科医院での捉え方と考え方

口腔機能発達不全症とは、子どもの口腔機能が正常に発達しない状態を指します。この症状は単に歯の問題だけでなく、発音や食事、呼吸など、口腔に関わる多くの機能に影響を与える可能性があります。 特に、口腔機能発達不全症は2018年に保険適応になったばかりの新しい病名であるため、まだ勉強中という歯科医師、歯科衛生士の方も多いのではないでしょうか。 私は一般歯科医院だからこそ、子どもの成長とともに、口腔機能発達不全症に当てはまる症状やMFTなどの改善策をアプローチできると思っています。 それでは具体的に、口腔機能発達不全症にどのように対処し、どのような考え方を持つべきかについて一緒に考えてみましょう。

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著:nishiyama /

小児患者の保護者との関わり方が苦手な歯科医師・歯科衛生士必見|保護者と仲良くなるためのコミュニケーション術

歯科医院において、小児患者とその保護者との良好な関係は、歯科治療の成功と患者の継続的な来院に不可欠です。しかし、初めて来院される患者や小児の場合、どのようにコミュニケーションを取るべきか悩むことも多いでしょう。 そして、子育てをしたことがない方は、保護者とのコミュニケーションを難しいと感じることも多いのではないでしょうか。 実際に筆者の私もその1人で、小児歯科に勤めたての頃は「子育てをしたことがないから、あれこれ言っていいのだろうか」と考えることもありました。 しかし私達はプロフェッショナルな歯科医療従事者であり、患者や保護者に必要な情報を届ける義務があります。 この記事では、保護者と仲良くなるための効果的なコミュニケーション術について詳しく解説します。

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著:nishiyama /

乳児から児童期の小児が初診来院時に問診で聞くべきこと

歯科医院に初めて来院する乳児から児童期の小児に対して、適切な問診を行うことは、歯科治療の成功や予防施策の効果を高めるために非常に重要です。 この記事では、保護者に対して問診を行う際に聞くべき具体的な事項について、具体的な問診例とともに詳しく説明します。

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著:nishiyama /

【臨床力を高める!根管治療の基礎から応用までの完全ガイドvol.1】根管治療の第一歩〜正確な根管口探索の技法、マイクロスコープ導入の意義〜

こんにちは、ほうじょう歯科医院の北條と申します。この度はデントウェーブさんでコラムの連載をさせていただくことになりました。全5回を予定しており、第1回目は根管口の探索とマイクロスコープの導入についてお話しさせていただきます。  このコラムをお読みの先生で普段からマイクロスコープを使用している先生はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。お顔を見ながらお聞き出来ないのが残念ですが、マイクロスコープの普及率が約10%と言われていますので、10人に1人くらいのイメージでしょうか。若手の先生方の方が使用率が高く、マイクロネイティブ世代なんて言葉もあるくらいです。今後はマイクロスコープがより一般的になって行くことは間違いないと思います。  マイクロスコープで一番大きな役割を果たすのが根管口の探索と思われます。直線的な根管で再根管治療の場合は根先まで見えることもありますが、多くの症例ではそこまで見えることはありません。マイクロスコープを使ったことが無い先生からすると、「根先や側枝まで見えないのであれば無くても変わらないのでは?」と思われるかも知れません。しかし、根管治療というのはそうシンプルなものでも無いのです。

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著:北條 弘明 先生 /

【R6診療報酬改定】補綴物の変更点と加算点数アップデート

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著: /

正しく理解したいフッ素のこと  【vol.4】知識アップデート!フッ化物の歯磨剤における応用方法

これまで誤解されやすいフッ化物について歴史や効果などの側面から深掘りしつつ説明してきましたが、最終回の今回は世界的にも最も用いられているフッ化物配合歯磨剤の具体的な使用法について述べさせてていただきます。

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著:竹内 一貴 先生 /

【R6年度診療報酬改定】歯科技工士連携加算と光学印象歯科技工士連携加算の施設基準・算定要件とは?

2024(令和6)年度の診療報酬改定では、「歯科技工士連携加算」と「光学印象歯科技工士連携加算」が新設されました。これらは歯科医師と歯科技工士の連携を評価するためのものです。それぞれを算定するための施設基準と要件についてわかりやすく解説します。

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著:ミホ /

PMTCで有名な内山茂先生の66歳からの挑戦 歯科医師引退後のライフスタイル 歯周治療器具を使う「切り絵」を取材!

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著:内山 茂 先生 /

赤ちゃんが来院されたときに気をつけたい3つのこと

近年、0歳から赤ちゃんを対象にした歯科医院が増加していることは、多くの方が感じていることでしょう。この背景には、「口腔機能発達不全症」という病名が広まり、赤ちゃんや幼児の口腔機能の重要性が認識されつつあることが挙げられます。 赤ちゃんを診察する歯科医院も増えていますが、実際にどのように赤ちゃんを診れば良いのか分からないと感じている医療従事者も多いのが現実です。 そこで、今回の講演では赤ちゃん歯科の基本的な概念と実践的な臨床方法についてなるべく簡潔にご紹介し、参加者の皆様に赤ちゃん歯科に対する理解を深めていただくはじめの一歩としていただくことを目的としています。

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著:益子 正範 先生 /