沖縄3区 歯科医師の比嘉奈津美さん衆院選が初当選

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衆院選:国場・比嘉氏が初当選

沖縄タイムス 12月17日(月)9時44分配信

 

 沖縄選挙区は、1区で自民新人の国場幸之助氏(39)、2区は社民前職の照屋寛徳氏(67)、3区は自民新人の比嘉奈津美氏(54):写真、4区は自民元職の西銘恒三郎氏(58)が当選した。 

九州比例ブロックで復活当選したのは17日午前2時50分現在、共産前職の赤嶺政賢氏(64)、自民新人の宮崎政久氏(47)。

  1996年に小選挙区比例代表並列制が導入されて以後、自民が県内すべての選挙区で候補者を擁立し、比例含め全員が当選したのは初めて。

県内でも、自公を中心とした政治勢力が、政局の中心を担う流れを加速させそうだ。

  県全体の投票率は56・02%で前回64・95%を8・93ポイント下回り、70年の国政参加以降、最低となった。

  1区は、3度目の国政挑戦となる国場氏が、選対本部長を務めた翁長雄志那覇市長や仲井真弘多知事が全面支援し、経済界など各団体票を掘り起こすなどして、約1万8千票差につなげた。国民新前職の下地幹郎氏(51)は4期の実績や現職閣僚としての国政での存在感をアピールしたが、前回選挙で支持を得た革新層に浸透せず及ばなかった。

  2区は、革新系首長や市町村議員から幅広く支持を受け革新票を手堅くまとめた照屋氏が、抜群の知名度で無党派層も取り込み4選を果たした。

  3区は、比嘉氏が自民、公明の厚い支持層と出身の歯科医師会など医療界も全面支援。

自民県連としては、初の女性衆院議員となる。再選を目指した未来前職の玉城デニー氏(53)は高い知名度と全駐労の全面的な支援を受け、接戦を繰り広げたが及ばなかった。

  4区は、西銘氏が農業や経済団体など保守地盤で分厚い組織票をまとめ、無党派層にも浸透。無所属前職の瑞慶覧長敏氏(54)は社大の支援などを受け、革新層の取り込みを図ったが及ばなかった。

比嘉奈津美さんは福岡歯科大学卒、沖縄県歯科医師会副会長

6万8523 票を獲得(43.6%)自 民(公明推薦)

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