歯科医清水氏、八戸市長選出馬へ
デイリー東北新聞 2013年10月08日 09:00
20日告示、27日投開票の八戸市長選で、同市の歯科医院長清水文雄氏(65)は7日、取材に対し「市議会の大勢が現職を支持し、市政が停滞している。市民に選択肢を示したい」と述べ、立候補を決断したことを明らかにした。9日にも会見し、正式発表する。2001年以来、2度目の市長選挑戦となる。
市長選は、3選を目指す現職小林眞氏(63)が自民、民主、公明各党などの推薦を受けて態勢固めを進めている。
一方、市内の農業男性(86)も意欲を示している。
清水氏は同市出身で、東北大大学院卒。青森県保険医協同組合理事を務める。
市長選では01年に落選、09年は出馬に向けて民主党市支部に応援を要請したが、支部が同党会派の市議を推したことを受け、告示の約3週間前に断念。
11年の市議選に同党公認で立候補し、落選した。
現在、同党籍はなく、市長選には無所属で立候補する考え。
清水氏は7日夜、市内で支持者と協議し、出馬を決断した。市長選に向けては「市長と市議の給与削減による行財政改革や、小中学校の教育充実などを訴える。無投票を阻止する」と述べた。
(佐藤周平)
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