歯垢除去率がグンと上がる!?スウェーデン式”究極”の歯みがき法

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新刊JPニュース 2013年10月07日

 

エチケットとして、毎日歯みがきをしている人は多いはず。

しかし、私たちが考えている以上に歯垢は取りにくい、とても厄介なものであることを知っているでしょうか。毎日歯をみがいていても、正しい方法でみがかなければなかなか除去することはできません。

『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき』(自由国民社/刊)の著者である歯科医師の梅田龍弘氏によれば、歯と歯の間や裏側、くぼみなど、歯ブラシがあたりにくいところは、歯みがきが上手な人が3分間きっちり歯をみがいても歯垢除去率は50%程度だといいます。

歯垢が口内に蓄積されるとどうなるのでしょうか。

口内の細菌が増え、ネバネバしてきます。

さらに、その細菌は身体の様々なところに悪影響を及ぼします。

さらに、糖尿病や高血圧症、悪性リンパ腫、潰瘍性大腸炎などの重大な病気の間接的な要因の一つにもなりえると梅田氏は指摘します。

そのため、梅田氏の歯科医院では正しい歯みがき法を身につけるために、最低1時間以上の歯みがき指導を行っているそうです。

しかし普段の生活の中で、歯みがきにそこまで時間を取ることはできません。

どうすればいいのでしょうか。

そこで梅田氏が勧めているのが、"究極の歯みがき法"と銘打たれた「スウェーデン式歯みがき」です。

予防歯科の先進国であるスウェーデンで普及している歯みがきの特徴は、ワンタフトブラシをメインに使うという点にあります。

ワンタフトブラシとは、通常の歯ブラシではみがけないような場所をみがくための歯ブラシで、先端が小さく、山切りにカットしてあります。つまり、普通の歯みがきで残していた50%の歯垢をきれいにみがいて取ることができるのです。

スウェーデンでは抜群の効果を発揮しているというのですが、その方法は次の通り。

(1)赤い歯垢染色液で、歯を染める(歯垢染色液は歯科医院や薬店などで購入できます)

(2)赤く染まった「みがきにくい部位」を中心に、ワンタフトブラシを使用して2分間みがく。

(3)残りの赤く染まったところを、いつものように歯ブラシ(ソフト)で1分間ちょこちょこと小さくみがく。

ワンタフトブラシはなかなか馴染みがないもの。『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき』にはワンタフトブラシが付録としてついてくるので、こちらを使って試してみるというのもありでしょう。実践してみると、意外と自分が歯をみがけていないのが分かるかもしれません。

ちなみに、歯垢は食べてから4〜5時間後にできて、寝ている間に増えます(寝ている間は唾液の分泌量が少ないため)。そのため、歯みがきは寝る前にすると良いですよ。

(新刊JP編集部)

 

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