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東日本大震災で被災した人の口の中を診療しようと、富山県医師会が派遣している医療チームとして8日初めて、歯科医師らのチームが福島県に向けて富山を出発しました。
県医師会は先月19日から福島県いわき市に医療チームを順次派遣していて、今回派遣される7人は第6陣です。
被災地では水が不足していて、歯みがきなどのケアを充分にできないため、今回初めて歯科医師と歯科助手が参加しました。
小熊清史歯科医師「口の中を不潔にしてると肺炎になりやすい、インフルエンザにもかかりやすいってことが知られてますので」「今の時期は治療よりもケアの方が大事だと思っています」
7人は今月13日まで、いわき市内の避難所を巡回して診療にあたるということです。
3月11日に発生した東北地方太平洋地震による未曾有の震災・大津波により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災されましたみな様、その家族に対しまして心よりお見舞い申し上げます。富山県歯科医師会としましては東日本大震災対策本部を設置し、義援金の募集を行っております。今後も関係機関との連携をとりながら歯科医療救護活動、不幸にしてお亡くなられた方の身元確認等出来る限りの支援に努める所存であります。被災地の一日も早い復興を切に願う次第であります。 (社)富山県歯科医師会 会 長 吉田 季彦
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