歯科界の問題は、世論をバックに対応していく

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会員の生活を守るという目線が大切

 

3月30日、評議員会後の記者会見から

任期はあと一日を残すのみとなった。

 

<堤直人会長の挨拶>

「会員の生活を守る」

日本歯科医師連盟の役割であり、就任の挨拶でも述べ、会報にも書いた。

今日の、評議員会の議題にも被災について出たが、評議員のご理解をいただいた。

今回の大震災の被災者についても、会員の生活を守るという目線が大切だと思っている。

キャッチフレーズがうまくいった

2年間の思い出が、走馬灯のように巡っているが、非常に印象深いことが色々あった。

会員の方に理解できる記事を書いていただいて、感謝したい。

本当のこの2年間、記者の方々には大変お世話になりました。

 

<高木幹正理事長の挨拶>

激動の中で、我々が執行部として携わってきたことは、大変勉強になった。

こういう経験を踏まえて、また、次期のことを考えていきたと思っています。

質問

新会長にお聞きしたい。

今までにないことへの挑戦、と壇上でおっしゃっていたが、どのようなことか。

高木

今日の私の決意趣意書に記しているとおりで、今はそれ以上申し上げられない。

会員以外の外部を有識者の意見も取り入れていくことで、具体的に現段階ではそれ以上のことは申し上げられない。

このように、政局が多極化しているので、従来のままではなく、情勢は当然変わってくるので、新しい対応を考えなければならないと思っている。

二大政党化といっても、当分の間ぶりだと思う。

そのような中で我々は、対応を変えていかなければならない。

問題は選挙の度に、右往左往することは止めていきたい。

そこで、会員のコンセンサスもあり、我々は組織として、どのようにあるべきか、そのためにどのような活動をしていくべきか、を会員間の共通認識のもとで、共有していかないと対応できない。

参議院議員選挙のしばらくないので、その間に対応を考えていく。

これから情勢がどのようなるのか分からないので、一体感をもって検討していく。

歯科議員と有機的な連携をとっていく。

また、今は世論をバックに色々なことが動いていくような時代である。

したがって、我々歯科界の問題は、世論をバックにしていかなければならない。

業界紙(誌)の方々だけではなく、一般紙も含めて、考えていきたいと思う。

誤解を受けてはいけないが、我々の日本歯科医師連盟と日本歯科医師会は、本当は一つの組織なのだ。

目的に政策も共有している。

その意味で、グラウンドデザインといっても、一つの歯科の組織の役割分担をしているものだ。

表裏一体となって、世論にも訴えていきたいと考えている。

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