歯科クリニック経営者殺害事件の初公判

 大阪府吹田市で平成19年に歯科クリニック経営者の男性(38当時)が殺害された事件は記憶に新しい。
当時、容疑者の1人の三浦洋亮被告(33)は、吹田市で医療機器販売会社を経営していたことで歯科業界でも話題となった。
三浦被告は、歯科クリニック経営者の男性と平成19年5月に共同開業。7月に診療報酬を過大請求したとして、詐欺容疑で三浦被告らは逮捕された。

 殺人と死体遺棄罪に問われた暴力団組員の西田義弘被告(30)と歯科クリニックの元共同経営者の三浦洋亮被告(33)の初公判が6月29日、大阪地裁(遠藤邦彦裁判長)で開かれた。両被告はともに起訴事実を認めたという。
検察側は冒頭陳述で、共犯の元暴力団幹部、佐伯貴被告(35)が犯行を提案し、2人が同意したと指摘。西田被告の弁護人は「佐伯被告の命令で逃げ出せなかった」、三浦被告の弁護人も「関与は部分的かつ従属的」と主張。 起訴状などによると、西田被告らは19年11月8日未明、吹田市の医療機器販売会社事務所内で男性に麻酔薬を混入した栄養ドリンクを飲ませて眠らせ、頸部に麻酔薬を注射。
さらに首を絞めて窒息死させ、同日午後に琵琶湖に遺体を遺棄したとされる。
経営方針を巡るトラブルで19年11月から失踪したとされ、家族が堺北署に捜索願いを出していた。
なお、阪市西区内で高級乗用者が見つかり、事件に巻き込まれた可能性が高まり、府警が捜査していた。
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