根管内超音波吸引洗浄法を開発

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第31回日本歯内療法学術大会(中久木一乘大会長)が関東甲信越静支部会の共催で7月24、25の両日、東京・千代田区丸の内の東京商工会議所4階で開かれた。

今回のテーマは、歯科治療の根幹Endoを熱く語る— Endoで大きく変えよう!

 

  第31回日本歯内療法学術大会から

  

デモンストレーションレクチャー「私の歯内療法 根管洗浄を中心に」で、小林千尋さん(東京医科歯科大学大学院准教授)は、根管洗浄の問題てんとして以下の点を指摘した。

1)「根管内をきれいになるまで洗浄する」ということになっているが、きれいになったと判定できる方法は存在しない。

2)様々な実験を行った結果、根尖部の根管をきれいにすることは至難の業だということが、あらかじめ明らかになった。

3)根尖部の根管をきれいに洗浄しようとすると、根尖孔外に洗浄液を溢出する危険が多くなる。

4)洗浄液のヒポクロリット(次亜塩素酸ナトリウム)の漏洩による事故も依然として数多く報告されている。

5)最近、安全に根尖部の根管を洗うことができる根管内吸引洗浄法を改良し、超音波吸引洗浄法を開発した。

この方法では、根管内の吸引針自体を超音波振動させ、細かい吸引針を用いたときの吸引針の目詰まりを避け、洗浄効果を高めた。

6)この方法を用いると、臨床的には、側枝まで根管充填できる根管の割合が飛躍的に増大した。

7)我々はどんなに困難であっても根尖部の根管を洗浄しなければならない。

  

<一般口演>

  

チェアーサイド嫌気培養システムによる抜髄治療

小川歓さん(大阪市開業)

嫌気培養による細菌検査の陰性結果を基準として根管充填することにより、高い治癒率が得られる。

再発の無い根管治療を実践するためには、嫌気培養による細菌検査での陰性を判断基準として根管充填することが不可欠である。

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