保険と共済の役割の違いをどのように考えているのか

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11月11日 参議院比財務委員会

石井みどり参議院議員

大変苦慮している共済制度について、事業継続の可能性を開く意義あるものと考えている。

本日の審議にあたっては、実際に適用になるわけである共済団体が、安心して制度を利用できる。

また、実施にあたっての課題を指摘し、適切な対応を求めたいと存ずる。

今回の措置が、暫定的な措置であることから、共済事業に関する制度の将来的な枠組みについても議論をしていく必要があると考えている。

認可を受けることができるのは、平成17年の保険業法改正時に共済事業を行っている公益法人等の団体となっている。

認可対象となる公益法人等の数については、どの程度見越しているのか。

森本総務企画局長

今回の特例措置において、認可特定業者となりうる団体の数であるが、現時点で把握しているのは、平成17年の保険業法改正時に、共済事業を行っていた任意団体は431団体。

また、公益法人で共済事業を行っていのが329団体。

これらが法制度の対象となるが、実際に今回の制度を利用するかどうかは、各団体の意向によるわけだ。

現時点で確実に見通すことはできない状況だ。

石井

今回の改正案で整備される認可特定保険業者制度は、当分の間という暫定措置になっている。

具体的な考え方を聞きたい。

自見庄三郎:内閣府特命担当大臣(金融)

郵政改革担当

認可特定保険業者が行う共済制度の将来的な位置づけについては、今後これらの団体が行う共済事業の運営状況、あついは制度共済など法律を作ってこれを認めたが、それらの整備状況を見極めたうえで改めて検討を行う必要がある。

なかなか困難であるが、石井先生は歯科医師であり、私も医師であるのあるので大きな関心事であり、当分の間としている。

石井

構成員の相互扶助を目的としている共済制度を、金融サービスの保険の一部として規制監督することの是非については、改めて検討を必要としているものと考えている。

保険と共済の役割の違いをどのように考えているのか。

和田隆志:内閣府大臣政務官

明確には区別されていないが、一般的な理解としては、保険も共済も一定の事故、リスクが発生した時に、それらを給付することを約しながら、そのための対価を相手から収受するという事業であることは共通している。

しかし、共済の場合は社会的に同じ属性をもっている方々が集まっていて、そのなかで運営されている相互扶助の仕組である。

そこが保険業との違いであると理解をしている。

石井

積み立て方式であり、利殖を追及しない共済制度の賦課方式は認めないのか。

和田政務官

賦課方式の概念をどうとらえるかだ。

被保険者全体のリスクに見合った保険料を維持するというのであれば、特に今それを賦課方式というかどうかは別として、一律に排除する意識はもっていない。

石井

今回の改正案では、認可保険特定業者の見直し条項が設けられている。

また、金融庁の方針安でも将来的な位置づけを改めて検討する必要性が

指摘されている。

共済の役割から考えて、金融庁がすべて監督すべきなのか、という点を含めて今度の新たな共済制度の設定をどのように考えているのか。

自見大臣

共済事業の将来的位置づけを検討するにあたり、今後の認可特定保険業者の業務および財務の状況や今回の法律による規制監督の枠組み等が契約者の保護が欠けることがないように考えている。

石井

 今回で整備される保険業法の下での『特定保険業者』には規制が設けられている。

一方で、適用除外となる、例えば企業内の共済や労働組合内の共済については、規模の大小に係わらず規制を設けないことになっている。

認可を受けて事業を行う以上、必要最小限の規制を受けるのはやむをえないと考えている。

しかし、実態が大きく異ならないにも係わらず、認可特定保険業者だけが厳しい規制を受けることは避けるべきだと思う。

公平性を確保すべきと考えるが金融庁はどのように考えるのか。

和田政務官

適用除外となる団体と今回の法律での認可特定保険業者の間には、我々としては質的な違いあるというふうに考えている。

元々事務に法律の規制がないので、それを行政庁が監督をするということにはならない。

そこで仮にその団体の経営状況が悪化した時に、それを行政権限に基づいて

食い止める権限がない。

昔、オレンジ共済等で問題になったが、そのようなところについては、ある程度枠をはめたうえで、認可特定保険業者を設定したうえで、そこの枠のなかに入っていただく。

すると行政庁の監督が及ぶことになってくる。

また、構成員の方々にもその団体の法人格の性格をきちんと付けることによって責任の範囲も明確になっていくと思う。

二つの間には質的違いがあると考えている。

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