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2018/01/22

訪問診療に欠かせない!私のオススメポータブル歯科ユニット

デンタルハック
認知症、脳血管障害、多岐にわたる全身疾患により歯科医院へ治療に出向けない患者さんが急増しています。また、2025年には団塊の世代(1947〜1949年生まれ)が75才以上の後期高齢者が2,200万人を超えて、4人に1人が75才以上という超高齢社会が到来します。今まで社会を支えてきた方が医療、介護、福祉サービスを受ける側に回るのに対して、医療サービスを供給する側の人口を減り続けるという需要と供給のバランスが崩れる可能性が指摘されています。コンビニより多いという歯科医院の方が多いとう巷の比喩は本当に正しいのでしょうか。
これからの歯科医療の分野で最も伸びると考えられる訪問診療に関する器材を紹介したいと思います。
ポータブル歯科ユニットを選ぶ時のポイント
訪問診療で必要なものは、切削器具と周辺装置を含むポータブル歯科ユニットです。
これらを携行することは、在宅患者等急性歯科疾患対応加算を算定できるという歯科医院の経営的な利点もあります。
ポータブル歯科ユニット

ポータブル歯科ユニットを選ぶときのポイント

・ 持ち運び便利で軽くて丈夫。
・ 患者さんの自宅に到着後に診療の準備に時間がかからない。
・ 診療所と違い、場所に制約があるために場所をとらない。
・ 診療後の片付けが容易。
今回紹介するポータブル歯科ユニットVIVA ace(株式会社ナカニシ)は3つの特徴があります。
ポータブル歯科ユニット

ポータブル歯科ユニットVIVA aceの特徴

・ 軽量&コンパクトボディー
・ 診療室と変わらない高機能システム
・ セッティング・撤収も簡単スピーディー
ポータブル歯科ユニット
マイクロモーター、超音波スケーラー、3wayシリンジ、バキュームといった機能をコンパクトなボディに凝縮されている。マイクロモーターによる安定した切削に加えて、多機能超音波スケーラーを搭載することにより、歯石の除去の他にも、歯内療法における根管内の洗浄、軟組織を傷めない支台歯形成といった治療が可能となる。8.6Kgと軽量*なので歯科衛生士でも簡単に持ち運びを行うことができる。 *ハンドピース類を除いた本体の重量
訪問診療のポイント
訪問診療で必要なものは、切削器具と周辺装置を含むポータブル歯科ユニットです。
これらを携行することは、在宅患者等急性歯科疾患対応加算を算定できるという歯科医院の経営的な利点もあります。
  • 訪問診療でのポイント

    ・ 訪問時のマナー
    ・ 居宅での生活環境の把握と家族構成の把握
    ・ 患者さんに寄り添う丁寧な話し方
    ・ 診療時の立会人、ケアマネージャーとの連携
  • 訪問診療における医療面接でのポイント

    ・ 患者さんと家族との信頼関係の構築
    ・ 主訴、病歴、既往歴の正確な収集
    ・ 患者教育(介護者を含む)と
      治療へのモチベーションの向上
ポータブル歯科ユニット

居宅での診療の様子

居宅における診療でも、コンセント一つあれば、診療室と同様な診療ができることは、訪問診療では最重要項目である。
診療室で使用されているユニットに搭載されているものと同じマイクロモーター(NLX plus)を搭載しているので居宅においてもストレスなく治療を行うことができる。支台歯形成の他、エンドモードを使用ですれば、歯内療法も行える。
ポータブル歯科ユニット

スケーリング

一般診療室でも、定評あるVarios2 Luxハンドピースとナカニシ独自のiPiezoエンジンを搭載しているので、硬い歯石、柔らかい歯石といった多様な歯面の状態に合わせて、安心、安全、確実に超音波スケーラーを使用することができる。

訪問歯科診療においても患者さんから求められる医療サービスは多種多様にわたっています。従来のカリエス治療から補綴物の製作といった治療から、口腔ケアや口腔リハビリテーション、摂食嚥下といった分野も訪問歯科診療では求められます。
トラブルなく歯科診療や専門的な口腔ケアを行うためには、正しい医療知識が必要なことは当然ですが、如何に診療室と同等な器材を保有することが訪問診療における成功の要といっても良いでしょう。

これからの高齢者社会に対応するためにも、歯科医院に訪問歯科診療ユニットの常備は必須といえるでしょう。

内田昌德

プロフィール

内田 昌德(うちだ よしのり)
医療法人鶴翔会 内田歯科医院
長崎大学大学院歯学研究科(口腔生理学専攻)卒業

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