世界標準のフッ化物応用を始めよう

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世界標準のフッ化物応用を始めよう
昨年3月、厚労省により歯磨剤に配合するフッ化物イオン濃度の規制が上限1,500ppmに緩和された。過去、日本の歯磨剤のフッ化物イオン濃度は、1,000ppm以下と世界標準よりも500ppm下回っているという現実があった。昨年の改訂で、日本でもようやく世界標準のフッ化物応用の地盤ができあがったわけである。
さらに、国のフッ化物応用に関する考え方も近年では大きく変化した。今や小児だけではなく、学齢期、成人期、高齢期におよぶまで、口腔の健康維持に欠かせない予防手段として位置づけられた。また、それが「世界標準」とも言えるわけだ。
一方、フッ化物製剤の市場に目を向けると、低濃度から高濃度まで、しかも歯磨剤、フォーム、ジェル、洗口液と様々な性状のフッ化物製剤が入手可能となってきた。
フッ化物応用の現在の考え方を理解し、様々な製剤をプロケア、ホームケアの両面から使いこなしていくことこそが、世界標準のフッ化物応用となるだろう。対象やリスクに応じた応用法を今だからこそアップデートしておきたい。

壮年期から高齢期世代 - 歯周病と補綴物による新たなう蝕リスク -
リスク1 歯肉がやせて、歯根が露出している
リスク2 永久歯を失い、入れ歯(取りはずしの義歯、ブリッジ)が入っている
リスク3 永久歯にう蝕ができてかぶせたり、大きめの詰め物がしてある
リスク4 甘いものの間飲食の摂取回数が多い
リスク5 長期間、喫煙習慣がある
リスク6 デンタルフロスや歯間ブラシ非使用で、プラークコントロールが不十分
リスク7 唾液の出が悪くなる薬を服用している
リスク8 飲み込みづらい、十分に噛めない、ノドが渇くなどのオーラルフレイルの症状がある

リスクを抑えるためのプロケアとホームケアはなに?
プロケア
① 定期検診によるチェック(初期う蝕と根面う蝕を含めたう蝕・歯列・歯根露出、プラーク付着状況のチェック、間飲食摂取・歯磨き行動の調査、服薬の調査、唾液などのう蝕リスク検査)に基づくケア
②患者さん自身による目標設定
③ ブリッジや義歯装着者のプラークコントロールの方法
ホームケア
① 定期検診結果に基づく指導と自分で立てた目標の実行(間飲食・ブラッシングの改善、フロスの使用、具体的なフッ化物の利用など)
どのようなフッ化物応用が奨められるか
① 既製品または各個トレーによるトレー法、歯根部への部分塗布法によるフッ化物歯面塗布

低う蝕リスク者は6ヵ月に1回、中等度う蝕リスク者は4ヵ月に1回、高う蝕リスク者は3ヵ月に1回
② 就寝直前の毎日法によるフッ化物洗口

低または中等度う蝕リスク者は、225~250ppmF、高う蝕リスク者は、450ppmF
③ 食後のフッ化物配合歯磨剤によるブラッシング

う蝕リスクにかかわらず1,000~1,500ppmF(ただし、低研磨性)
オススメのフッ化物活用ガイド
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乳幼児から高齢者まで
すべての患者さんへのフッ化物活用ガイド

【著】荒川 浩久(神奈川歯科大学教授)

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