FGDP(英国一般歯科開業医会)も歯科における人種差別の経験を発信

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By Brendan Day, DTI

ロンドン(英国):全世界で行われたBlack Lives Matter(BLM)抗議行動を受け、組織的な人種差別に取り組んでいる他組織と同様、歯科業界もこのような社会正義のために発信を行った。一般歯科開業医会(英国、FGDP)は、イベントを通し人種問題に取り組むため、多数の歯科医による歯科における人種差別の実体験を議論する予定である。



5月25日の米国の警察官によるGeorge Floyd氏の死亡をきっかけに、全米中に抗議行動が広がり、国内の警察改革の必要性が叫ばれた。歯科業界が政治活動の温床になることはめったにないが、いくつかの全米トップの歯科組織(アメリカ歯科医師会、米国女性歯科医師会、ヒスパニック系歯科医師会、米国インド系歯科医学会)は、個人的バイアスを排除し、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性)を受け入れ、組織的な不平等の排除を支援すべく、共同声明を即座に発表した。
大西洋を越え、ロンドン、ベルファスト、グラスゴー、その他多くの英国の都市で6月中に行われた抗議行動では、BLM運動と連帯して数千人の人々がデモ行進した。英国の歯科業界もまたこれに反応し、英国に拠点を置く歯科医の主要な労働組合である英国歯科医師会(BDA)は、7月7日、抗議行動に関する声明を発表した。
「最近の出来事で、我々も反黒人主義の人種差別が続いている現実と直面せざるを得なくなりました」と、BDAの主要実行委員会の議長であるMick Armstrong博士はプレスリリースでコメントした。「反黒人主義の人種差別に対する平和的な抗議を示す人々と連携して立ち上がり、黒人の命は大切だと、はっきりと言います」
BDAの声明前にも、英国内の数多くの歯科医療従事者が主に白人であったという歴史背景の中で起きていた人種差別について、直接見聞きしたことを報告していた…

出典:News International 2020/7/10
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