66.7%が国民皆歯科健診の実施に「賛成」と回答!国民皆歯科健診に関する意識調査
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この度、Dentwave.comでは会員の歯科医師の方々に対し、 「国民皆歯科健診」に対する意識調査を実施いたしました。
■調査期間:2022年6月30日~2022年7月11日
■回答者:歯科医師 216名 (Dentwave.com会員)
■調査期間:2022年6月30日~2022年7月11日
■回答者:歯科医師 216名 (Dentwave.com会員)
調査項目
1. 国民皆歯科健診の認知度
2. 国民皆歯科健診に対する賛否
3. 具体的な意見
2. 国民皆歯科健診に対する賛否
3. 具体的な意見
3-1.「賛成」回答者の意見
3-2.「反対」回答者の意見
3-3.「どちらともいえない」回答者の意見
3-2.「反対」回答者の意見
3-3.「どちらともいえない」回答者の意見
1. 国民皆歯科健診の認知度
回答者のうち83.8%が「知っている」と回答しました。
2. 国民皆歯科健診に対する賛否
回答者ののうち66.7%が「賛成」と回答しました。
3. 具体的な意見
3-1. 「賛成」回答者の意見
老人だけでなく若年者も口腔ケアにより多種多様な疾患を防ぐまたは悪化させないことがわかった現在では歯科健診により早期発見、早期治療が必要なことは国民の多数が理解できると思う。
高校までは毎年健診を行っているが、社会人・大学生になって歯科健診を行わないで年月が経過し、気付いた時には手遅れだったとういうケースを多数見ているので国民皆歯科健診は必須事項かと思う。
(開業医 Aさん)
高校までは毎年健診を行っているが、社会人・大学生になって歯科健診を行わないで年月が経過し、気付いた時には手遅れだったとういうケースを多数見ているので国民皆歯科健診は必須事項かと思う。
(開業医 Aさん)
内科的疾患や認知症などの予防になると思う
医療費削減
(開業医 Bさん)
医療費削減
(開業医 Bさん)
自分は大丈夫と思っている人が意外に不健康なことも多く、健診を通じてオーラルフレイルを防止することが健康長寿に貢献すると考えるから。
(開業医 Cさん)
(開業医 Cさん)
歯科医師の新たな患者獲得につながる可能性があり、多くの国民の健康増進に繋がるため
(勤務医 Dさん)
(勤務医 Dさん)
う蝕や歯周病に早く気づいて適切なタイミングでの治療が期待できるから。
働いている人に限って歯科を受信する機会がなくて口腔内状況が悪くなってしまっているのを今までたくさん目の当たりにしてきた。
国民皆歯科健診が導入されれば、職場の義務として勤務時間中に歯科健診受診が出来るようになるのではと思い、上記問題点が少しでも解消されることを期待したい。
(開業医 Eさん)
働いている人に限って歯科を受信する機会がなくて口腔内状況が悪くなってしまっているのを今までたくさん目の当たりにしてきた。
国民皆歯科健診が導入されれば、職場の義務として勤務時間中に歯科健診受診が出来るようになるのではと思い、上記問題点が少しでも解消されることを期待したい。
(開業医 Eさん)
早期発見早期治療で生涯歯を守れる
(開業医 Fさん)
(開業医 Fさん)
医療費の削減だけでなく、健康寿命の延伸に寄与するから
(開業医 Gさん)
(開業医 Gさん)
今までは乳幼児や学童、生徒といった範囲でしか法的に義務付けられておらず、国民が健診を受けられる機会が年代によっての偏りがあった。
(開業医 Hさん)
(開業医 Hさん)
医科疾患に対する健診は義務なのに歯科疾患に対しての健診が義務ではないのは、昨今の口腔疾患と全身疾患の関連性が分かってきている事実に矛盾している。
(開業医 Iさん)
(開業医 Iさん)
口腔の健康を向上することにより、全身の健康の向上に役立ち、しかも医療費の節約にもなるから。
(開業医 Jさん)
(開業医 Jさん)
健康の入り口は「口」だということを日本人は意識すべき。
先進国の中でも口腔内に対する意識が低い日本は、長寿国ではあっても、健康寿命がイマイチ。
保険診療に慣れすぎている日本人の一人一人が自分の口腔内を意識するべき。
(勤務医 Kさん)
先進国の中でも口腔内に対する意識が低い日本は、長寿国ではあっても、健康寿命がイマイチ。
保険診療に慣れすぎている日本人の一人一人が自分の口腔内を意識するべき。
(勤務医 Kさん)
3-2. 「反対」回答者の意見
歯科健診を必要と感じる人だけが通院すれば良いから
(開業医 Lさん)
(開業医 Lさん)
無料で受診できると思って、かえって口腔衛生が悪くなる。口腔管理にコスト意識を持つべき
(開業医 Mさん)
(開業医 Mさん)
実際施行するとなると、人手が足りないと思います。
(勤務医 Nさん)
(勤務医 Nさん)
健診のみでは意味がない
(勤務医 Oさん)
(勤務医 Oさん)
口腔の健康は自分自身で予防するもの、何もせず人任せでは解決しない。
(開業医 Pさん)
(開業医 Pさん)
3-3. 「どちらともいえない」回答者の意見
対象者、受診者の費用負担、歯科医師会会員医院、非会員での受け入れ問題。
一律義務化が適切か疑問があり容認できない。口腔健康管理の重要性をもっといろいろな形で情報発信し続ける必要があると思う。
(開業医 Qさん)
一律義務化が適切か疑問があり容認できない。口腔健康管理の重要性をもっといろいろな形で情報発信し続ける必要があると思う。
(開業医 Qさん)
今行われている自治体の無料歯科健診が歯科医師会加入の医院のみ対象なので、国民皆歯科健診も歯科医師会が利権絡みで考えているのではないかと思ってしまう。
保険医協会主導ならばマシだと思うが…
(開業医 Rさん)
保険医協会主導ならばマシだと思うが…
(開業医 Rさん)
健診を受けること自体は重要であることは理解しているが、歯科に対して自主性がない、興味がない人々まで対応しなければならず、トラブルが増える可能性があるため
(開業医 Sさん)
(開業医 Sさん)
医科の健診で歯周病の可能性がある場合に歯科へ紹介という形なので、医科との繋がりの強い歯科医院が有利になってしまう恐れがある
(開業医 Tさん)
(開業医 Tさん)
この政策が何を歯科界にもたらすか議論されていない。国民の口腔健康状態の向上に役立つことは間違いない。
一方で歯科健診後の治療で露骨な自費誘導などは患者の反発を招くことは必定、保険治療が前提になるだろう。また欠損補綴のますますの減少に拍車がかかりインプラント需要も加速度的に減るだろう。
歯科医師の仕事はますますメインテナンスに移行するが歯学教育も含めそれに対する議論がなされていない。歯科医師需給も含めて議論を深める必要がある。
メインテナンスがメインになると歯科医師は大幅な不足が見込まれると思う。
(開業医 Uさん)
一方で歯科健診後の治療で露骨な自費誘導などは患者の反発を招くことは必定、保険治療が前提になるだろう。また欠損補綴のますますの減少に拍車がかかりインプラント需要も加速度的に減るだろう。
歯科医師の仕事はますますメインテナンスに移行するが歯学教育も含めそれに対する議論がなされていない。歯科医師需給も含めて議論を深める必要がある。
メインテナンスがメインになると歯科医師は大幅な不足が見込まれると思う。
(開業医 Uさん)
DentResearch調べ
調査期間: 2022年6月30日~2022年7月11日
調査人数: 歯科医師 216名 (Dentwave.com会員)
調査期間: 2022年6月30日~2022年7月11日
調査人数: 歯科医師 216名 (Dentwave.com会員)
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