GRANDE主催 歯科医師向け合同就職説明会MEET UP

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GRANDE主催 歯科医師向け合同就職説明会 MEET UP 概要
2018年12月2日、ベルサール飯田橋ファーストにおいて、GRANDEの主催で、歯科医師向け合同就職説明会MEET UPが開催された。当日の来場者の多くは、来春からの就職先を探す臨床研修医や転職・復職希望者であったが、歯学生(6年生)も一部参加していた。イベント内容は、以下の通りであった。
・女性Drのためのお金講座 (株式会社FPQ代表取締役「國松典子」先生)
・医院プレゼンテーション(16歯科医院)
・医院ブース訪問 (30歯科医院)
・求人コンシェルジュによる就職相談

▲資産運用についての講座
國松先生の講座では、これからの資産運用のポイントを分かり易く述べていた。公的年金制度は、現役世代が高齢者世代を扶養する「世代間扶養」の仕組みのため、ある程度の蓄えが老後までに必要である。少子高齢社会の日本では、貰える年金の額が徐々に減額されていくことが予想される。したがって、自助努力で老後のためにしっかりと資産を蓄える必要性がある。資産運用のポイントの例を挙げると、積立口座を利用して定期的に貯蓄していくことである。一口に積立口座といっても、沢山の種類がある。珍しいものを一つ例として挙げると、旅行積立口座というものがある。年利が1.5%~3.0%なので、2018年12月の大手都市銀行の定期預金の年利0.01%の約200倍である。仮に、定期預金に100万円を1年預けたことを想定した場合、定期預金であれば79円(税引後)、積立口座であれば約2万円もらえる計算となる。旅行積立口座のお金は旅行にしか利用できないが、旅行に頻繁に行く方であれば、これを利用しない手はない。
積立口座を利用する以外にも、投資という手段で資産を増やす方法がある。ただし、株式投資は利益の20%を税金として支払う必要がある。しかし、NISA(少額投資非課税制度)を利用すれば、120万円(つみたてNISAは40万円)まで非課税対象となり、株式・投信の配当・譲渡益にかかる税金を支払う必要はない。しかも、つみたてNISAは100円から始められる金融機関もある。投資に興味があれば、まずはNISAを利用してみてはいかがだろうか。
勤務医から医院に関する話を直接聞くことができる

▲FPセミナーの様子

▲医院によるプレゼンテーション

出展ブースに行くと、クリニックの院長先生や勤務医、事務局の方から各医院の教育体制や給与条件など、丁寧な説明を受けることができた。質問なども気軽にできる雰囲気だった。個人の感想だが、自身の希望する働き方を実現することの出来る医院が多く出展している印象を受けた。様々な事情で働くことが難しい歯科医師のために、歯科界でも働き方改革が積極的に進んでいるのかもしれない。
特に良かったのは、勤務医の先生から実際に医院で働いてみて良かったことなどを直接聞けたことである。院長先生には中々聞きにくいことも、勤務医だと聞きやすい。就職前に勤務医に質問することが出来る環境があるのが、MEETUPに行く、大きな魅力の一つなのかもしれない。
また、ブランクがあり復職することを悩んでいる来場者も多く、求人コンシュルジュのサービスを受けた方も多かった。例えば、出産や育児、病気などを理由に非常勤での復職を希望される方を積極的に受け入れてくれそうな医院を、求人コンシュルジュが紹介してくれる。歯科医師として復職したい方は、次回のMEETUP開催時に活用していただきたい。復職したい想いがあるのであれば、勇気を出して、その一歩を踏み出して欲しい。
就職・転職先を選ぶ際の最重要ポイントは、「教育システム」

▲求人コンシェルジュからの説明

▲ブース訪問の様子

多くの来場者は、「就活するなら希望する職場に就きたい」、「焦りはあるが良い医院に巡り合いたい」という、とても前向きな言葉を口にしていた。会場の医院ブースを訪れ、クリニックの教育体制や診療について積極的に質問する来場者をみて、彼らのやる気が伝わってくるのを感じた。
就活を早く開始したくても、臨床研修などが理由で、医院見学に赴く時間を確保できない求職者も多い。特に、復職したい方は、年末に就職先が決定していないと、不安に感じることだろう。しかし、焦りがある、高い給料をもらえる、などの理由で就職することはお勧めしない。将来なりたい歯科医師像を実現できる歯科医院、すなわち「教育システム」が充実しているクリニックに就職することを強くお勧めする。
MEET UPに出展している歯科医院は、勤務医として働きやすい環境が整った医院のみである。一般歯科からインプラント治療など、勤務医として幅広く活躍できるクリニックと巡り合うことが可能である。歯科医師臨床研修施設に認定されている医院も多数出展しているため、就職・転職・復職希望者以外に、歯学生(6年生)にも積極的に参加していただきたい。*歯学部1-5年生は入場不可。
古川 雄亮(ふるかわ ゆうすけ)
  • 日本矯正歯科学会 所属

東北大学歯学部卒業後、九州大学大学院歯学府博士課程歯科矯正学分野および博士課程リーディングプログラム九州大学決断科学大学院プログラム修了。歯科医師(歯学博士)。バングラデシュやカンボジアにおいて国際歯科研究に従事。2018年より、ボリビアのコチャバンバで外来・訪問歯科診療に携わり、7月から株式会社メディカルネットに所属。主に、DentWaveやDentalTribuneなどのポータルサイトにおける記事製作に携わり、現在に至る。

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