歯科医療従事者のための総合情報サイト
Dentwave.com（デントウェーブドットコム）

　みなさん、初めまして。私は歯科医師BowBoと申します。この度は、私の記事をご覧くださり、ありがとうございます。

　さて、皆さんにとっては『何者？？』と思われていますでしょうから、私の自己紹介を簡単にさせていただきます。

　現在、歯科医師8年目、とある開業医に勤める勤務医です。治療分野は一般歯科。外来では小児、成人、高齢者と広い年齢層に関わっています。また、訪問歯科診療にも従事しており、通院困難な高齢者への診療や障害を抱える方への訪問診療にも従事しております。
　そして、歯科医師YouTuberとして2019年よりYouTubeを中心に『BowBo歯科医院』の運営をしております。
　1週間のスケジュールで申し上げるならば、5日間は勤務医として臨床に従事しており、残り2日や出退勤の時間で歯科医師YouTuberとしての動画撮影や今回のような記事の執筆、文献のリサーチを行っている、といった日常を行っております。

　活動としては比較的異端だなと自覚してはいますが、元々YouTubeをやるつもりはなく、このようなオンラインでの発信はTwitterを中心に2018年頃から始めました。今でも覚えていますが、当時は中国からスタートしたTikTokが飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びていました。正直 TikTokの雰囲気にはついていけなかったのですが、あのようなサービスが伸びてくる世の中の『変化』を目の当たりにし、世の中の大きな変化を感じました。「これからの歯科医療の形も変わる。今までの形ではダメだ」そんなことを考えながら、この変化に歯科医師としてきちんと向き合おうと思いました。色々考えた結果、オンラインでの情報発信をしようと決めました。当時持っていたSNSのアカウントはTwitterだったし、僕はTwitterの雰囲気が好きだったので、そこから始めたといった具合です。

　Twitterのフォロワーは1年ほどかけて200人⇒2000人になりました。
　Twitterでの発信はツイートと、Twitterライブの2本柱で行っておりましたが、自分で思っているよりも中々情報が拡散しないという壁にぶち当たり、発信の方法を悩んでいました。当初は主に、画像や文字を使って歯科治療に関する情報や、歯を守るための知識を発信しておりましたが、Twitterは一つの投稿に関して文字数が140文字以内という特殊な制約があり、この制約の中で情報発信を行う事は大変に困難でした。そんな中、ある方に誘われる形で、YouTubeでの発信を2019年11月頃から開始しました。現在では、YouTubeチャンネル登録者数は2000人、Twitterフォロワー数は3500人、Instagramフォロワー数は1100人、TikTokフォロワー数は2000人といった具合で、少数ながら徐々に応援してくださる方々も増えてきており、感謝の日々です。

　というわけで、このような活動を行っていると同業の方からも様々なお声を頂きます。応援の声もあれば、批判の声もあります。「そんな活動に意味はない」「臨床が出来ない歯科医師に価値はない」中々に厳しいご意見です。なるほど確かに、この活動に充てる時間をいわゆる「技術」を磨く時間にすればもっと私の歯科医師としての臨床能力も上がる事でしょう。しかし、それは重々承知の上で私はこの活動を行っております。
　次回は、なぜ私が同業者からそのようなことを言われながらもこの活動を続けるのか。それについて語りたいと思います。