歯科医院開業が多かった今年度8.2% 21年度11.0%

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日本歯科用品商協同組合連合会の「経営分析調査結果報告書」について、知人の歯科業者と懇談し話題の種とした。

今回の調査は、平成23年4月調査分。

調査結果の特徴は、例年と比較して売上は大幅増だったが、利益率が下がったことだ。

3月8、9の両日、日本歯科医師会の代議員会でも問題となった金銀パラジウム合金に代わる歯科材料の開発はまったく進んでいない。

歯科医療の多くを占めている金銀パラジウム材料は、皮肉な問題であるが歯科医師にとって手放せない材料。

その材料の相場が高騰しており、その分部で歯科用品商の売上高が大幅増であったのだ。

であるから、日本歯科用品商協同組合連合会の「経営分析調査」は元来、今後の調査では貴金属相場の影響を取り除いた調査方法を考える必要がある。

○今年度の全体の売上増えた30.9%

21年度21.2%

○今年度の全体の利益アップした10.1%

21年度13.2%

○大物器械(30万円以上)売上

今年度増えた21.2%

21年度26.4%

○大物器械の利益率

今年度ダウンした40.6%

21年度50.5%

○大物器械(ユニット)

開業が多かった

今年度8.2%

21年度11.0%

更新需要が多かった

今年度18.7%

21年度31.7%

増設が多かった

今年度8.2%

21年度7.5%

得意先が耐用年数以上に使用している

今年度69.6%

21年度63.3%

メーカーが直売している

今年度6.4%

21年度8.5%

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