岩手医科大学歯学部同窓会創立40周年迎える

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東日本大震災で4名の同窓会員を失う

 

歯学部同窓会会長 城 茂治

   

 ご 挨 拶     

 岩手医科大学歯学部同窓会の先生方には、日頃から同窓会運営にご支援いただき、感謝申し上げます。

 3月11日の地震発生以来、東日本大震災の被災地ではまだまだ復旧が進まず、現在も困難 な生活を強いられているのが現状です。

私共も4名の同窓会員を失い、さらに現在も地震、津波そして福島原発事故で避難生活を余儀なくされている会員、家族が多数おられます。

心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

被災会員支援の一環として、圭陵会を中心に義援金の募金を行って参りましたが、多くの会員あるいは同窓会支部から多大な支援をいただきましたので被災された会員(準会員も含む)へ贈らせていただきます。

同窓会としては、今後も中長期的な支援策も検討しながら本会の運営にあたりたいと考えております。 今年は、歯学部同窓会創立40周年の年にあたります。このような状況ですので特別な事業は企画しておりませんが、50周年を目指して、今後も各支部共々発展していきたいと改めて決意しております。

 新しい執行部になってから挙げておりました基本方針、1.同窓会活動の見直し(各部活動の在り方について再検討)2.学術活動の充実3.各支部との連携(連絡)強化(HPの充実を含む)4.若い会員の同窓会参画促進5.大学歯学部への支援強化 については1年経った現在も達成未だ遠しですが、今後もさらに皆様のご支援をいただきながら実現に向け、進めて行きたいと思います。

 特に今回の震災にあたり、情報収集、情報の開示、連絡など役員メーリングリスト、ホームページが大変有効に活用できました。まだまだ十分ではありませんが、今後も一層の充実を図り、会員へのホットな情報を発信し、支部との連携をさらに強化したいと考えております。 本会活動の目玉でもあります学術活動については、さらに多くの会員が参加できるように学術研修部ともども努力していく所存です。 さらに同窓会としても次の50周年に向け、大学と歩調をとりながら歯学部ひいては大学の発展のために協力していきたいと考えております。 会員の皆様には、今後ともご支援、ご指導のほどお願い申し上げます。

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