平成25年3月1日
平成24年度課題解決型医療機器等開発事業
成果報告シンポジウムを開催します
〜実証事業による医療機器等の開発・事業化の成果を発表〜
経済産業省では、我が国の医療現場の課題を広く把握し、ものづくり中小企業等との連携を促進し、医療現場の課題に応える医療機器等の開発・事業化を促進するために、「課題解決型医療機器等開発事業」を実施しています。
本シンポジウムでは、平成24年度に実施した40件(平成23年度からの継続事業を含む)の実証事業について、代表事例9件の具体的取組の発表を含め、実証事業による医療機器等の開発・事業化の成果を発表します。
1.開催趣旨
医療機器産業は、我が国の今後の成長を支えるリーディング産業として期待されており、経済産業省では、厚生労働省、文部科学省とも連携し、中小企業や異業種のものづくり力を活用し、医療現場における課題解決に応える医療機器等の開発・事業化を促進することを目的とした「課題解決型医療機器等開発事業」を実施しているところです。
本シンポジウムでは、平成24年度事業として採択された40件の実証事業者が、どのように医療機器等の開発・事業化に向けて取り組んできたかについて成果を発表します。
また、平成25年度の課題解決型医療機器等開発事業の方向性について経済産業省から発表します。
2.開催概要
【日時】平成25年3月12日(火)13:00〜18:00(予定)
(開場12:30)
【会場】日本消防会館(ニッショーホール)
(東京都港区虎ノ門2丁目9番16号)
【主催】 経済産業省((事務局):株式会社三菱総合研究所)
【参加費】無料
【定員】400名(事前登録制。定員になり次第締め切らせていただきます。)
【参加者】
医療機関、医療機器メーカー・中小企業、大学・研究機関、金融機関等を含め、どなたでもご参加いただけます。
3.主なプログラム(詳細は別紙をご覧ください)
○平成24年度実証事業の成果について−40件の総括
(株式会社三菱総合研究所[事業管理支援法人])
○平成24年度実証事業者による成果発表−代表事例9件
・生体吸収性ポリマー技術を用いた生体吸収性ステントの改良及び製品化
・骨関節疾患治療におけるSLM技術を用いたテーラーメード型デバイスの開発
・高い骨癒合環境を実現する体内固定ケーブルシステムの開発
・次世代を担う単孔式腹腔鏡手術で用いる新規ポートおよび周辺機器の改良と開発
・治療の温度制御及び範囲制御が可能な新たな腫瘍の焼灼治療機器の開発
・高性能骨導素子を用いた骨導補聴器の開発
・高いQOLを実現するウエアラブルスタイル補助人工心臓システムの研究開発
・在宅訪問歯科診療の戦略的展開のための専用ポータブル歯科診療器材パッケージの開発
・水晶体弾性度測定による老視(老眼)の定量的診断機器の開発
○平成25年度の課題解決型医療機器等開発事業の方向性について(経済産業省)
4.参加申し込み・お問い合わせ
事務局である株式会社三菱総合研究所のウェブサイトより参加申し込み・お
問い合わせください。URL は以下のとおりです。
【申込サイト】http://www.mri.co.jp/kiki-h24
5.参考
これまでの課題解決型事業の取り組みについて
①平成24年度課題解決型医療機器等開発事業採択結果について
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/service/iryou_fukushi
/pdf/H24saitaku.pdf
②平成23年度課題解決型医療機器の開発・改良に向けた病院・企業間の連携
支援事業実証事業採択結果について
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/service/iryou_fukushi
/pdf/H23saitaku.pdf
③平成22年度(補正事業)課題解決型医療機器の開発・改良に向けた病院・
企業間の連携支援事業実証事業採択結果について
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/service/iryou_fukushi/pd
f/H22hoseisaitaku.pdf
(本発表資料のお問い合わせ先)
商務情報政策局ヘルスケア産業課
医療・福祉機器産業室長 覚道 崇文
担当者: 佐藤(努)、濱田、阿部、梅村、伊東、小野
電 話:03−3501−1511(内線 4051〜2)
03−3501−1562(直通)
【別紙】
平成24年度課題解決型医療機器等開発事業成果報告シンポジウム
<プログラム>
13:00 開会
主催者挨拶(経済産業省)
13:10〜13:30
平成24年度実証事業の成果について−40件の総括
(株式会社三菱総合研究所[事業管理支援法人])
13:30〜16:40
平成24年度実証事業者による成果発表−代表事例9件
(※発表順は変更になる場合があります。)
発表順 事業名 事業管理機関名
1 生体吸収性ポリマー技術を用いた生体吸
収性ステントの改良及び製品化
株式会社京都医療設計
2 骨関節疾患治療におけるSLM技術を用
いたテーラーメード型デバイスの開発
佐川印刷株式会社
3 高い骨癒合環境を実現する体内固定ケー
ブルシステムの開発
公立大学法人福島県立
医科大学
4 次世代を担う単孔式腹腔鏡手術で用いる
新規ポートおよび周辺機器の改良と開発
学校法人大阪医科大学
10分間休憩
5 治療の温度制御及び範囲制御が可能な新
たな腫瘍の焼灼治療機器の開発
公益財団法人えひめ産
業振興財団
6 高性能骨導素子を用いた骨導補聴器の開
発
学校法人関西医科大学
発表順 事業名 事業管理機関名
7 高いQOLを実現するウエアラブルスタ
イル補助人工心臓システムの研究開発
株式会社信州TLO
8 在宅訪問歯科診療の戦略的展開のための
専用ポータブル歯科診療器材パッケージ
の開発
一般社団法人日本歯科
商工協会
9 水晶体弾性度測定による老視(老眼)の定
量的診断機器の開発
独立行政法人 理化学研
究所
16:40〜17:10
平成25年度の課題解決型医療機器等開発事業の方向性について
(経済産業省)
17:10〜17:30
全体総括
課題解決型医療機器等開発事業 有識者委員会委員長
防衛医科大学校名誉教授・元副校長 菊地眞
17:30 閉会挨拶
17:30〜18:00
実証事業者及び参加者等による情報交換会
【会場】
日本消防会館(ニッショーホール)
所在地:東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
アクセス:銀座線虎ノ門駅下車 2番・3番出口徒歩5分
日比谷線神谷町駅下車 4番出口徒歩10分
地図:以下URLをご覧ください。
http://www.nissho-jyouhou.jp/nissho-hall/accesmap.html
記事提供
© Dentwave.com