津曲雅美さんが再度、日歯会長選挙に挑戦

カテゴリー
記事提供

© Dentwave.com

日本歯科医師会の会長選挙は、2年前の再現となる。

12月2日、立候補者の届出が締め切られた。

11月29日、滋賀県で開業する津曲雅美さんが立候補届けを提出。

11月30日、現職の大久保満男会長も立候補届けを提出した。

津曲さんは、新日本医師会として立候補者を公募をしていたが、結果的に自ら再度選挙に挑む。

大阪府歯科医師会は、今回も候補者を出さない。

勝算は別にして、3、4人が候補者として名乗りを挙げることが期待された。

参議院比例代表選挙の候補者選びの時のように・・・

人材は他にいなのであろうか?

 

沼田利根

------------------------

津曲雅美さんの立候補趣旨

このたび日本歯科医師会会長選挙に立候補いたしました、新日本歯科医師会会長、滋賀県歯科医師会会員の津曲(つまがり)雅美と申します。

立候補した理由は、日歯を新日歯と同じ理念の組織に変えること、それができなかった場合は定款により日歯を解散することです。

今の日歯は歯科医療をよくするどころか、逆に破壊している、ない方がいいからです。

[公約]

1 今の歯科の診療報酬では100mを5秒で走れといわれるのと同じで、実施することが物理的に不可能です。

普処18点、エンド20点、ブラッシング指導は来院毎に何度やっても、1月に1000円ほど、義歯を入れても、経費を払えば1万円ほどしか手元に残りません。中医協で多数決で負けるのは仕方ありません。

しかし、これでは物理的にできません、という主張は明確に常にしなければなりません。

日歯は結果として、これでやります、と言ってきたのです。

大体、8020は、歯は一生涯で8本失っても仕方ないと言ってるわけで、指20本に例えれば6本失うことになります。

これでは医療とはいえません。歯科低迷の最大の原因を作ったのは日歯です。

私は「これではできません」と明確に主張します。

2 歯科医師過剰、ワーキングプア問題にしても、私歯大協に遠慮?して歯科医師の質の確保という点で共通項がある、などと言っていないで、何で減らしてくれ、とまともに言わないのでしょう。

私は国公私大に明確に減らしてくれと申し入れ、必要な施策を実行します。

倒産では歯科医療自体を提供できません。

低点数で歯科医師過剰、末端の歯科医師は地獄の苦しみに、のた打ち回っているのです。

3 日歯の会議費は年間約1億円です。

10月頃には、役員全員で都内の有名フランス料理店に繰り出したとか。

100万円ほどは使ったのでしょう。2007年の都歯会員自殺事件のときは、他医療団体や小池、桜井議員があれだけ国会などで追及してくれたのに、日歯は厚労省に気兼ねし、一言も発しなかった。

日歯連事件では、有罪が確定した元役員に1000万円超の退職慰労金、2名の保釈金2000万円を支払いました。

日歯連盟は彼らの弁護士費用7300万円も支払いました。

当事者と当時の役員に連帯して、返還請求します。禊は済んでいません。

私は徹底した会員擁護をします。

4 IT、レセオンライン化については、ワーキングプアでレセコンのリース料の支払いも苦しい現状があります。

そして疑義解釈の全国統一化、技官の横暴もある程度防げるなど利点もあります。

もうすでにIT社会になっている現状もあります。

欠陥商品レセックをもっともっと安価に、使いやすくし、必要なら最初から機種選定のやり直し等取り組みます。

5 レセを都歯の区歯整備会に提出することを廃止するよう注意勧告します。保険請求は自己責任です。会員を保険で抑える、もう前近代的なことは止めるべきです。

大阪府歯会長選挙推薦人は50名を立てなければなりません。

他の全ての都道府県歯会長選推薦人は2名です。

50名ということは、一部の者しか立候補できないということで、大阪府歯会員には実質被選挙権がありません。歴代会長の独裁です。推薦人を2名にするように、大阪府歯に注意勧告します。

6 その他、国民と会員の福祉の増進に必要な施策を行います。

7 日歯会長選挙を直接選挙にします。直選にしても、何も変わらないかもしれませんが、歯科界をもっと民主的に、自由の風が吹く社会に変えるためには、とりあえず直選が必要です。

-----------------------------------

<参考>2009年1 月30日 (金曜日)

日歯会長選挙は大久保会長613票で再選、津曲雅美氏21票 日本歯科医師会の会長選挙の開票作業は、1月30日、歯科医師会館の7階会議室で行われた。関係者以外立ち入り禁止で、午後2時30分から郵送されて来た投票用紙の開票作業が始まった。

午後4時45分、役員らが1階へ降りてきて、「決まった」と言う。

 大久保満男会長は3時ごろ余裕を見せるかたちで外出。

開票の結果は、有効投票数634票、大久保氏613票、津曲氏21に票だった。無効表は1票。

<大久保満男氏コメント> 

 ご支持いただいた代議員並びに選挙人の先生方,そして,投票権は持っていませんがご支援いただいた会員の先生方に,まずは心より御礼申し上げます. いただいた613票は,当たり前のことですが,現状の歯科界に満足している票ではないことは十分承知しております.「もっと頑張れ」という励ましも含めたご支持であるということを胸に刻み,3月の代議員会で会長就任をご承認いただいたならば,次の2年間,歯科界の現状と未来を切り拓くために全力を尽くしたいと思います.

< 開票に立ち会った津曲氏は、取材に応じ感想を述べたが、「選挙に誰も出ないことを知ってから、出ることになった。誰かが出れば、出た人の応援をしようと思っていた。大久保執行部が信任されたのだから問題」とした。  

その理由については、日歯事件問題の処理についてで、被告となった役員たちの裁判費用や退職金を払ったことを挙げた。また、東京の保険医が医療保険の監査問題で自殺した件で、日歯が何ら対応してないことを、指摘した。これらについては、立候補の挨拶(動画)の中で詳細に述べていたp> <  「東京港区歯科医自殺事件でも、国会で発言してくれたのは、民主党桜井議員と共産党小池議員です。石井みどり議員は何もしてない。

 そして日歯、日歯連盟は日歯事件で有罪が確定した平井元日歯常務に1848万円の退職慰労金を、平井氏と同じく有罪が確定した梅田氏の保釈金2000万円を、その他有罪確定者の弁護士費用7336万2262円を支払った。日歯、日歯連盟は国民、会員のための組織ではなく、役員のための組織です」と津曲氏は語った.

記事提供

© Dentwave.com

この記事を見ている人がよく見ている記事

新着ピックアップ


閉じる