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ニュース

2009/07/13

学会・学術

期待される — 歯科情報の効果的な「伝え方」

第1回ヘルスコミュニケーション研究会から(上)

— 医療系大学等の現状および意義と役割 —

 日本国内では、医療コミュニケーション学、医学コミュニケーション学等とよばれているが、英語圏では、Health Communicationという言葉を用いるのが一般的。ヘルスコミュニケーション学は、コミュニケーション学という独自の理論、方法論をもった学問の医療・公衆衛生への応用。

1)医療従事者・医療消費者間のコミュニケーション。

2)医療従事者間のコミュニケーション。

3)医療消費者間のコミュニケーション。

 これに加え、現代では、各種のメディアを介したコミュニケーションの重要性がましている。 医学研究の成果は、それを一般市民に分かりやすく、正確に伝えることによって、はじめて健康行動や医療行動の変容につながる。このために分かりやすく、正確に伝えることが非常に重要。 さらに近年では、効果的な情報の「伝え方」としてのコミュニケーション。同時に、関係者がお互いに伝え、受け取る、双方向のコミュニケーションへの関心も高まってきている。 また、職員のやる気・能力を高め、組織内の紛争を防ぐためにもコミュニケーションが果たす役割は重要。 その意味で、ヘルスコミュニケーション学は、医療・公衆衛生の実務、教育、研究のすべての分野に必須な学問。将来、すべての医療系(医科、歯科、薬学、看護、検査等)にヘルスコミュニケーション学を専門とする専任教員がいて、必要な講義、実習が行われることが、期待される。 歯科界で遅れている分野は、歯科情報を効果的に分かりやすく発信する「伝え方」としてのコミュニケーションとお互いに伝え、受け取る、双方向のコミュニケーションである。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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