日本歯科医師会のスポーツ歯科検討委員会 答申書

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要旨連載 1)

 

<スポーツ歯科障害と安全対策の現状>

 

スポーツ安全協会の統計資料によれば、年間約14万件の事故が起こっている(案外少ない、と思われるが、どうなのか?)

一方、学校管理下でも、年間約100万件の負傷事故が発生し、うち歯・口・顎といった歯科領域の負傷事故件数は8万件前後を占めている。

そうしたことを受けて、日本スポーツ振興センターでは、平成20年度に、研究指定校での研究等を元にして、「学校管理下における歯・口のけが防止必携」なるガイドブックを取り纏めたところである。

更には同センター発行の「学校管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点」平成20年版の一節には、「歯・口の障害防止策の一つとして、マウスガードの着用が効果的と考えられた。

野球やバスケットボール、サッカー、ホッケーなどラケットやバット、ボールの使用、激しく接触プレーの伴う体育活動において、マウスガードの着用を検討してみてはどうだろうか」と記述されるまで至っている。

マウスガードの効果は世界的にも認知され、2008年世界歯科連盟(FDI)ストックホルム大会ではマウスガードに係わる政策声明が採択されるに至っている。

特に日本ラグビーフットボール協会では、歯科外傷事項防止のために、マウスガードの装着義務化を推進している。

医歯薬大学リーグでの義務化を皮切りに、高等専門学校生および高校生での完全義務化、中学生および小学生でのマウスガード装着推奨が通達された。

同通達文には、マウスガードは歯科医師の指導の下で製作されたものを使用するよう明記されている。

アイスホッケーでも義務化され、カスタムメイドマウスガードの需要は増加傾向にある。

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<参考>

http://www.dentaltoday.co.jp/shoseki.html

スポーツ歯科入門ハンドブック

スポーツ歯科臨床マニュアル 

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