指導監査事務の地方厚生局移管に関する意見書

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大阪府歯科保険医協会(伊津進弘理事長)は、保険医療機関の指導・監査等の事務が地方厚生局への移管したことで、"保険医への懇切・丁寧な指導を徹底してほしい"と期待している。<意見書要旨>今後の指導監査業務を検討していく社会保険医療協議会の構成員に歯科医師が1人しか選任されていないのは公平性に欠ける。歯科医師の構成員数を増員すべきである。厚生局においては、新たに「特別指導課」なる部局が設置される。この部局は、検察庁の「特別捜査部(特捜)」のような役割を容易に想像させる。一方的に保険医(被指導者)を悪質な犯罪者とみなし、行政手続法にもない指導が実施されることは断じて許されない。ましてや指導は被指導者の任意の協力によって成り立つものである。指導は適正手続きに基づき実施されるべきものであり、地方厚生局への移管後も指導大綱に記されている懇切丁寧な指導を周知徹底されることを望む。
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