医療系の大学院の問題点と課題を論議
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これまでの医学研究に対する一定の評価も必要
○医学分野について、専門の枠にはまらない教育研究をコース・コーディネーターが責任を持って状況を把握しつつ、提供する教育プログラムは意義深い。
また、このような取組により大学院の魅力を高め、医学部学生を惹き付けることは重要である。
○医学分野では元来医療人材育成に力を入れてきた経緯があるが、一方で医学部卒の者に対してもリサーチ・マインドの育成を行っており、現に高い研究業績も上がっていることから、これまでの医学研究に対する一定の評価も必要である。
○米国では、学位を取得するために、入学2年目終了時の適性試験に合格した上で、プロポーサル試験(自身の論文以外の研究内容について概要を説明し、質疑に対してディフェンスできるかどうかを確かめる試験。
研究の背景にある基礎的な内容の理解度も試される。)やキューム(抜き打ち試験)等をクリアする必要があり、一般的に4〜6年は必要。
米国の博士の質が高いとみなされるのは、このような教育内容によるところが大きい。
大学院部会 医療系ワーキンググループ(第1回) 議事録
1.日時
平成21年10月1日(木曜日)16時〜18時
2.場所
文部科学省東館3F2特別会議室
3.議題
1. 医療系ワーキンググループの運営について
2. 大学院教育振興施策要綱の検証について
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