知識・ノウハウ

 自費の義歯には金属床義歯やノンクラスプデンチャー、テレスコープ義歯などさまざまな種類があります。歯科医院によって扱う種類は異なるゆえ、自費の義歯について理解しきれていない歯科衛生士も多いのではないでしょうか。そこで今回は自費の義歯について、前編と後編に分けて解説します。

自費の義歯には以下のような種類があります。

前編
1.金属床義歯
2.ホワイトクラスプ義歯
3.ノンクラスプデンチャー

後編
4.テレスコープ義歯
5.磁性アタッチメント義歯
6.バーアタッチメントデンチャー
7.インプラントオーバーデンチャー

 ポイントは、まず勤務先の歯科医院が扱っている義歯の特徴と、メリット・デメリットを理解することです。今回は上記のうち金属床義歯、ホワイトクラスプ義歯、ノンクラスプデンチャーについて解説します。では早速見ていきましょう。

歯科衛生士のためのコミュニティ「coe」とDentwave.comにて、会員の方々に 「今まで一番難しかった症例」についてお聞きしました。


それでは早速、会員の皆さんの回答を見ていきましょう!

■調査期間:2022年7月7日~2022年7月18日
■回答者:170名(Dentwave.com,歯科衛生士のcoe会員)


調査項目
1. 歯科医師の回答
2. 歯科衛生士の回答

【これだけは押さえておきたい】マウスピース矯正のきほんのき

マウスピース矯正は数多くの歯科医院で取り扱っていますが、そうでない歯科医院があるのも現状。勤務先の歯科医院で取り扱っていないと、マウスピース矯正について患者さんに質問されても自信を持って答えられないのではないでしょうか?歯科衛生士よりも患者さんの方が知識豊富・・・なんてことがあっては良くないので、マウスピース矯正についての基本だけでも押さえておきましょう。

歯科衛生士として治療に関わるとき、患者の様子などさまざまなことに注意を払う必要があります。
中でも「嘔吐反射」は治療中に気をつけなければいけません。顕著な嘔吐反射がある患者の中には、過去に嘔吐反射を起こした経験から歯科治療を苦痛に感じたり、迷惑をかけるのではないかと不安に思ったりする方もいます。
そうした場合歯科衛生士としてどのように対応するべきなのか、嘔吐反射の原因や嘔吐反射のある患者の口腔ケアについて解説します。

 インプラントを入れた患者さんに対応する上で、押さえておくべきなのは「インプラント周囲炎」に関する知識です。前回に引き続き、今回も新人の方やインプラントに馴染みの無い歯科衛生士の方に向けて、インプラント周囲炎を簡単に解説します。

歯を白くするホワイトニングは多くの歯科医院で導入されていますが、自費診療であるため、業務に慣れた歯科衛生士でないと任せてもらえないことも。患者さんに「セルフホワイトニングと何が違うの?」「市販の歯磨き粉でも歯は白くなる?」などと質問されたら答えられますか?ホワイトニングの基本を押さえ、患者さんに質問されても自信を持って答えられるよう2回に渡って詳しく解説します。

歯科衛生士は国家資格を取得すると、その日から歯科衛生士として働くことができます。
一つの歯科医院で働き続けたとしても、10年以上のブランクを経て復職したとしても、転職を繰り返したとしても、自分自身が歯科衛生士であることには変わりありません。
しかし、同じ歯科衛生士でも知識や技術は過ごし方によって大幅に変わります。

子どもの成長は個人差が大きいもの。特に3歳くらいまでの間は一生の中で一番成長が著しく、個人差も現れやすいです。子どもを育てているお母さんは、自分の子の成長が正しいのか、他の子より早いのか遅いのか気にされる方も少なくありません。そのため小児歯科でなくても、お母さんが患者として来院した時に子どもの歯について聞かれることがあります。
今回は子どもの歯列不正について、歯科衛生士が最低限把握しておくと良い内容について解説します。

クロスメディア・パブリッシングは、このほど、『なぜ、歯ぐきが健康な人ほどいつまでも長生きできるのか』...

【続きはこちら】

2022年4月2、3、25日、品川シーズンテラスカンファンレスにて、日本歯科社会教養推進機構(JDL)のベーシックコース1期」が開催されました。
私は普段、勤務先の歯科医院で歯科衛生士のチーフとして後輩育成を行っていますが、この研修に参加する 以前の自分は育成方法に自信がなく迷いがありました。しかし、JDLに参加して広い視野を持てるようになったことで考え方が大きく変わり、指導者としての自分に自信が持てたのと同時に、歯科衛生士としての人生も大きく変化しました。

今回は、日本歯科社会教養推進機構(JDL)に参加し、学んだことや私自身の変化についてお伝えいたします。

歯科衛生士として働く上で、できること・できないことを把握しておくのは重要です。というのも、歯科衛生士が仕事としてやって良いこととやってはいけないことは法律によって決められているからです。歯科衛生士が混同されやすい歯科医師・歯科助手との違いも含めて解説します。

現在、40歳以上の4人に1人が糖尿病と言われています。そのことから、日々の臨床で糖尿病を有する患者と関わる可能性はかなり高いと言えます。糖尿病を有する患者が来院された際の留意点には、どのようなものが挙げられるでしょうか?

インプラント周囲組織や周囲疾患は、天然歯の歯周組織や歯周病と類似しています。
歯周病もインプラント周囲疾患もプラークによる炎症性疾患であることから、治療は同じ理論と方法で行います。
ただし、インプラントに歯根膜は存在せず骨に直接結合されているため、天然歯に比べ感染を起こしやすく進行も早い点は押さえておく必要があります。

インプラント周囲疾患を早期発見、早期治療を出来る様に、メインテナンスのポイントを押さえておきましょう。

マウスピース矯正の種類・メーカーと違い一覧。矯正患者へのTBI方法

装置が目立たず見た目の良いマウスピース矯正。少し前まで一般的だったワイヤー矯正との違いや、各マウスピース矯正メーカーによる違いなどをご紹介します。

ブリッジや義歯と比較されることの多い「インプラント」。つまりインプラントは、抜歯後など歯を失ったときに適用される治療法です。今回は新人の方やインプラントに馴染みの無い歯科衛生士の方に向けて、最低限押さえておくべきインプラントの基本について解説します。

患者さんの口腔ケアで使用しているものを私たち歯科衛生士はちゃんと理解できているでしょうか?

情報社会になり、デンタルIQの高い方が増えています。また、ドラッグストアやホームセンターにはたくさんのデンタルケアグッズがずらりと売り場に並んでいるのもよく目にするようになりました。
私たちはプロとして歯科専売品だけでなく、市販品への知識も必要です。
もちろん自分がクリニックでおすすめしたものをご購入いただくことが安心ですが、身近な場所で購入する方は多く、使用方法や効果、効能を理解しないまま使用している方も多いです。
今回は市販の洗口液に着目していきます。