「2型」糖尿病は、遺伝的な要因に加え、運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症すると言われている。一方で、「1型」糖尿病は、膵臓のインスリンを出す細胞が壊されてしまう病気で、子どもなどの比較的若い年齢から発症することが多く、生活習慣病が大きく関わる「2型」とは原因も治療法も異なる。
そしてつい先日、1型糖尿病患者において、⻭髄創傷治癒が遅延するメカニズムが新潟⼤学⼤学院医⻭学総合研究科う蝕学分野の研究グループにより解明された。
今回の記事では、先日発表された『1型糖尿病患者において、⻭髄創傷治癒が遅延するメカニズム』の研究について解説していく。
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