知識・ノウハウ

一般歯科ではう蝕治療・歯周病治療・予防処置などを行いますが、口腔外科や口腔外科と標榜している歯科医院では、これらに加えて先天性の疾患・外傷・顎の異常など口腔内全般の外科処置も行います。そのためより専門的な知識・技術が求められることも多いです。そこで今回は前半と後半に分けて、口腔外科の専門用語・略語について解説します。

日本人のおよそ1000人に4〜8人が双極性障害と言われています。かつては「躁(そう)うつ病」と呼ばれていたこともあり、うつ病の一種と誤解されがちですが、実はこの2つはまったく異なる病気です。双極性障害は研究データが少なくはっきりとしたことが分かっていない病気ですが、決して珍しい病気ではありません。今回はこの双極性障害について詳しく解説していきます。

精神疾患である統合失調症は、厚生労働省が癌や脳卒中と共に指定した5大疾患のひとつです。患者数に増減はあるものの大きな変化はなく、歯科医院で統合失調症の患者と接する機会もあるかと思います。ここでは統合失調症の症状や注意点、口腔ケアなどについて解説します。

矯正治療を始めるにあたって、まず咬合関係や歯の形態などの診査・診断を行います。今回はその咬合関係や歯の形態などに関する専門用語・略語を解説します。

歯科の中でも特に専門的な分野である矯正歯科では、多くの専門用語・略語が使われています。専門用語・略語は、ドクターやスタッフ間で情報共有をしたり、治療・指導内容を記録に残したりする際には欠かせないものです。そこで今回は矯正治療に関する略語・専門用語を解説します。

近年インプラント治療を行う歯科医院は増えてきており、歯科衛生士としてインプラントに関する知識は得ておく必要があります。今回はいまさら聞けないインプラントの専門用語・略語を解説します。

今回は、【第3回 歯科衛生士フェスタ in coe開催】を記念して、Dentwave.com会員と歯科衛生士のためのコミュニティ「coe」会員の方々に【求人情報でどんな情報を見ると安心できるか】についてお聞きしました。

では、第3回 歯科衛生士フェスタ in coeの新コーナー【転職フェア in coe】の企画にあたり、会員の歯科衛生士の方々から募集した回答を見ていきましょう!

■調査期間:2023年1月26日~2023年1月30日
■回答者:歯科衛生士 71名(Dentwave.com、歯科衛生士のcoe会員)

小児歯科に関する略語・専門用語①に続いて今回も小児歯科に関するワードについて解説していきます。確認し、知識として蓄えていきましょう。

小児に該当する子どもの数は減少傾向にあるものの、市場規模は拡大しています。今後もこの傾向は続くと想定されることから、小児歯科のニーズはあり続けるといえます。そのため、歯科医院としても小児歯科に関しての治療に注力したいという方もいるのではないでしょうか。

しかし、歯科衛生士として働くなかで学生時代に勉強をしたはずの小児歯科の専門用語などを忘れてしまったというケースもあると想定されます。

そこで、今回は今さら聞けない小児歯科に関する略語・専門用語を、2つの記事に分けて解説します。

車椅子使用患者の診療に関しては、診察前の準備も含め、ユニットへの移乗やコミュニケーションなど意識したいポイントと注意点があります。今回は、車椅子患者に対する適切な診療方法についてみていきましょう。

昨今、バリアフリーの適用範囲の拡大が図られています。しかし、歯科医院においては、バリアフリー化されていても車椅子で来院するには不都合なことが山積みです。今回は、車椅子使用患者が使用する車椅子の種類と視察前の準備について解説します。

歯科治療を行う中で知的障害のある患者に接することもあります。そこで今回は、障害のある患者に対する治療法と歯科衛生士としての関わり方についてみていきましょう。

一般歯科においても、さまざまな患者が来院する中で障害を持った患者に関わる機会はあるでしょう。知的障害とはどういった状態なのか、歯科治療における注意点などを解説します。

皆さんは「リウマチ」についてどれくらい理解していますか?「高齢者に多い病気」「関節が痛い病気」などざっくりとしたイメージをお持ちの方も少なくないはずです。

リウマチの発症年齢は30~50歳代が最も多いとされており、歯科衛生士がリウマチ患者の対応をする可能性も大いにあります。リウマチについて理解を深めておくと、患者さん一人ひとりに合ったアプローチを行えるよう、今回は歯科での対応方法について解説します。

この記事のポイントは以下の通りです。

●リウマチは免疫システムに異常をきたし、自分自身の組織を攻撃する自己免疫疾患である
●発症する年齢は30~50歳がピークとなり女性に多い
●口腔内の変化は、開口障害、不正咬合、口腔内の乾燥、う蝕や歯周病のリスクの増大などが挙げられる
●リウマチと歯周病はポルフィロモナスジンジバリス(Pg菌)が関係している
●リウマチ患者の対応は関節症状や心身の状況に配慮して患者さん一人ひとりに合ったアプローチが必要

てんかんは突然意識を失う「てんかん発作」をおこす病気です。100人に1人の割合で発症するため、歯科診療の場でてんかんの既往を持つ患者さんに出会う機会も少なくないでしょう。もし患者さんが治療中にてんかん発作を起こした場合、どう対応したら良いのか不安な方もいると思います。この記事では、てんかんの既往を持つ患者さんへの対応で注意すべき点や、口腔内に影響を及ぼすてんかん治療薬についてまとめています。いざという時に落ち着いて対応できるよう、また口腔内に現れる症状に対して的確なアドバイスができるよう確認しておきましょう。

初診患者は歯科医院に対して「怖い」「何をされるのかわからない」など、不安な気持ちを抱いて来院することが少なくありません。そこで今回は、初診患者への適切な接し方・対応方法を解説します。