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知っておきたい!リウマチ患者の口腔内に表れる症状

知っておきたい!リウマチ患者の口腔内に表れる症状

皆さんは「リウマチ」についてどれくらい理解していますか?「高齢者に多い病気」「関節が痛い病気」などざっくりとしたイメージをお持ちの方も少なくないはずです。

リウマチの発症年齢は30~50歳代が最も多いとされており、歯科衛生士がリウマチ患者の対応をする可能性も大いにあります。リウマチについて理解を深めておくと、患者さん一人ひとりに合ったアプローチを行えるよう、今回は歯科での対応方法について解説します。

この記事のポイントは以下の通りです。

●リウマチは免疫システムに異常をきたし、自分自身の組織を攻撃する自己免疫疾患である
●発症する年齢は30~50歳がピークとなり女性に多い
●口腔内の変化は、開口障害、不正咬合、口腔内の乾燥、う蝕や歯周病のリスクの増大などが挙げられる
●リウマチと歯周病はポルフィロモナスジンジバリス(Pg菌)が関係している
●リウマチ患者の対応は関節症状や心身の状況に配慮して患者さん一人ひとりに合ったアプローチが必要

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